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外反母趾になりやすい歩き方、なりづらい歩き方とは?

スニーカーでも起こる外反母趾

・最近親指の付け根に痛みを感じるようになってきた。

・外反母趾と言われたけど、何か整える方法はありますか?

こんなご相談を頂くことがあります。

外反母趾は、足の親指が人差し指側に「くの字」に曲がった状態のことをいいます。

原因として、多くの方が先のとがった靴を履いている影響をイメージされるかもしれませんが、実際、普通のスニーカーや運動用のシューズを履いている方でも外反母趾になる方はいらっしゃいます。

こういったケースでは、歩き方のバランスが影響していることが多いのですが、このことを知らないで
困っている方も多いです。そこで今回は外反母趾になりやすい歩き方、なりづらい歩き方について解説させて頂きます。

この記事をご覧頂くと、、、


・外反母趾になりやすい歩き方のバランス
・予防のためのコツ


等が、わかるようになっていますので、ぜひ最後まで見ていってください。

■動画で解説はこちら

■外反母趾になりやすい歩き方とは?

まず初めに外反母趾になりやすい歩き方について、解説させて頂きます。

外反母趾という方に多く見られる特徴は、歩く時に親指側に体重が乗っている時間が長いということです。親指側に乗っている時間が長いと、親指の付け根である母指球に圧力がかかり続けます。

さらにそこから足が床から離れる時には、捻られるような負荷がかかりますので、外反母趾のような変形が起こりやすくなります。

またこの傾向は、つま先を外側に開くようなバランスでの歩き方でより顕著になります。

つま先を開いた状態では、着地して前に進もうとする時に早い段階で親指側に体重が乗ってしまうことに加え、進行方向とつま先の向きが合わないので、つま先は外側、ひざは内側、というバランスが自然にできてしまい、足首、ひざには内側に折れ曲がるようなストレスがかかります。

立っている状態で、このようなバランスを取っているだけでも、かなりの負担を感じると思いますが、実際、歩く時でも体重の3倍の負荷がかかっていると言われていますので、指の向きを変形させてしまう程の影響があることも想像に難くないと思います。

■外反母趾になりづらい歩き方とは?

では、外反母趾になりづらい歩き方とは、どのような歩き方か?ということですが、基本的には親指側ではなく、足裏の外側に長く体重が乗って歩けるということがポイントになります。

足裏の外側に体重が乗るといっても、内側が浮くようなバランスになってはいけません。あくまでも足裏全体が地面に接地している状態で、外側に乗っているという状態です。指で言うと薬指のあたりをイメージして頂くと良いと思います。

足裏の外側に体重が長く乗り、最後親指側に抜けていくことで親指に強く負担がかけず、スムーズに歩きやすくなります。

このような歩き方になるためには、前述のようにつま先を開いていると親指側に早く乗ってしまうので、つま先を開かないで歩けることが大切になります。

ただシューズの影響で内側に体重を誘導するものも多いので、外側に体重が乗りやすいかどうか、ということもシューズ選びの参考にして頂ければと思います。

■柔らかくすべき場所

それでは最後に、外反母趾になりづらい歩き方のバランスをつくりやすくするために、柔らかくすべき場所がありますのでご紹介したいと思います。

外反母趾になりづらい歩き方をマスターするためには、親指に乗りやすいバランスを改善する必要があります。

親指側に強く体重が乗ると、バランス的にはひざや足首が内側に折れるようなバランスになり、内もも筋肉、ひざ裏外側の筋肉等が縮んでいる状態になりますので、このあたりの筋肉を柔らかくしておく必要があります。

外反母趾になりやすい親指荷重のバランス

それぞれの筋肉が、どのような姿勢で伸ばされるかというと、、、

「内ももの筋肉」は、脚を外側に広げるような動きで伸ばされます。

具体的には、このような動きで伸ばされます。

「ひざ裏外側の筋肉」は、股関節、ヒザ、足首が真っ直ぐにそろった状態で、つま先を脛の方に近づけながらヒザが伸びる動きで伸ばされます。

具体的にはこのような動きで伸ばされます。

こういった中で、足裏の外側に乗りやすいバランスを作り、親指に負担をかけないような動きを身につけることが改善のポイントだと考えています。

■おさらい

それでは今回のまとめです。

今回は外反母趾になりやすい歩き方、なりづらい歩き方について解説させて頂きました。

●歩く時に親指側に長く体重が乗っていることが外反母趾の原因の一つである

●つま先を開かないで足裏の外側に長く体重が乗れると、親指付け根へのストレスを少なくできる。

●足裏の外側に体重が乗りやすくなるためには、内腿や裏もも外側、ふくらはぎ外側等の柔軟性が必要。

こういった内容をご紹介させて頂きました。

歩き方のバランスなどは、長年の積み重ねでクセになっている部分も多いので、改善することはなかなか難しいかもしれませんが、立っている時のバランス等、意識しやすいところから取り組んでいくことで、少しずつ改善に近づいていくと思いますので、ぜひ今回の内容も参考にして頂ければと思います。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニンにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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