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【ハムストリングス肉離れ】再発予防のためのトレーニングとは?(動画)

彼は野球部に所属している20歳の選手。

脚が速いことが売りの選手でしたが、高校時代からハムストリングスの肉離れに悩まされていました。

復帰してしばらくするとまた肉離れをして試合に出られない、ということがよくあったそうです。

■動画で解説はこちら

「できるだけ試合に出続けたい、そのために癖を解消したいけど、やっぱり上手に向き合っていくしかないですかね・・・。」

彼は肉離れをする度に一般的な冷やして、圧迫固定するという処置を繰り返し、痛みがなくなれば、その場所の筋力向上、柔軟性改善に取り組んでいました。

そういった相談を受けていました。

一般的には適切な方法だと思いますが、このような対応だと肝心の動きの癖は変わっていないため、復帰してもまた同じクセ、同じ動き方で負荷が加わってしまい、同じ部位の故障を繰り返してしまう可能性があります。

そこで考えなければいけないのは、良くない身体の動かし方を見直していくことです。

つまり、故障した場所だけでなく、他の場所や、全体的な動き、バランスなどから、どのようにアプローチするといいか見定める必要があります。

今回は彼の普段の歩き方なども参考にしながら、ハムストリングスと逆の働きをする筋肉に注目しました。

■なぜ逆の働きをする部位に注目したか?

ハムストリングスは太ももの裏側についています。

走る時で言えば骨盤を前に運ぶ動きに使われるのですが、この時に反対側にある「股関節の前側周辺の筋肉」が柔らかく伸びないと、骨盤を前に運ぶ動きに抵抗します。

そうすると、必要以上にハムストリングスが力を出さないといけなくなるため、負担がかかる可能性があるからです。

彼の姿勢や歩き方を見ていると、股関節の前側が伸びるシーンがなかったので、今回、この股関節の前側を伸ばす、という方向性で対応させて頂きました。

実際の取り組みの一例がこちらです。

このような取り組みを重ねる中で、最近のリーグ戦では肉離れを再発することなく、全試合出場することができた、とご報告頂きました。

同じようにハムストリングスの肉離れを繰り返して、思うようにプレーできずにお悩みの方の参考になれば幸いです。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

■この記事を書いた人

トレーナーとして大学時代から活躍するも「この方法は本当に正しいのか?」「良くなる人もいれば逆効果の人もいる、そもそも良くなっても根本的な解決になっているのか?」と従来の方法に疑問をもち、初動負荷トレーニングにたどり着く。実際体験する中で現場で感じていた数々の疑問は解消され、この道に進むことを決めた。将来は地元にワールドウィングをつくりたいという夢がある。詳細はこちらから

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