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厳しく教えるのが難しい時代だからこそ、自分で自分を鍛える必要がある。

雲水グループ代表の村上です。

昨年、弊社オーナーの髙瀬元勝が住職を務める福厳寺が取り仕切る「福厳寺秋葉大祭」に参加して参りました。

「三毒」と呼ぶ3つの心の働きである「欲望、怒り、無知」の火種を赴くままに放置すれば、家族や仕事、大切な人からの信頼を失い、人生を台無しにしてしまうであろう。

秋葉大祭は、実際に火の中を渡り、物理的な火の恐ろしさを体感しながら、心の火である「三毒」に巻かれない、謙虚な心と姿勢に立ち返る為の伝統行事です。

私達はこれを研修として毎年お休みを頂き、全社で参加しているのですが、大祭のメインとなるのは「火渡り神事」です。文字通り火の中を渡ります。今回は天狗のお役を頂き、間近で火と対峙させて頂きました。

僅か1mの距離で炊き上がる火と対峙するので、相当な熱さを体験します。じっとしていると肌が低温火傷を起こし、熱風が鼻や口から入り呼吸がしにくくなります。一定以上の温度に達すると、髪の毛からは水分がなくなり、衣服に含まれている水分が一気に水蒸気となって蒸発する様子が見えます。もちろん汗はかきますが、すぐに蒸発します。

燃え盛る火の中で見えてきたもの

こんなに恐ろしい火と対峙するとその場から逃げ出したくなりますが、何事も続けると見えてくるものがあるものです。それは体験した人それぞれの中に芽生えるものだと考えていますが、私の場合は、燃え盛る火から「一貫性」の意味を感じました。

一貫性とは辞書で調べると、「最初から最後まで矛盾がない事、同じ態度を持続する事」とあります。火は、私の心境と無関係に否応なしに燃え盛っていました。

一貫性があるとはこういう様を指すのであると体験を通して感じることができました。同時に、肌を焼き付ける火を体験しながら「一貫している=厳しい」という事も感じました。

先日のニュースで、元メジャーリーガーの鈴木一朗氏が、子供たちの前でこのようなお話をされている場面がありました。

 「自分自身を自分で鍛えてほしい。厳しく教えることが難しい時代に、じゃあ誰が教育するのかというと、最終的には自分で自分のことを教育しなくてはいけない時代に入ってきたんだなと思います。」

これは子供たちだけではなく、私達にも言えることだと感じました。

おかげさまで弊社も徐々にではありますが、その規模を拡大できつつあります。ですが、規模が大きくなることで、今まで起こりえなかった問題も多々起こるようになります。発足当初はぶれる事のなかった想いも揺らぐような出来事があるかもしれません。

そんな時に理念と共に歩み、体現し続けている自分達が支えになるのだと思います。私達は、理念である「ご縁ある全ての方と共に生涯現役を」を実現させる為に以下の価値観を一貫して大切に考えます。

・生涯現役を実現する為の本物を提供すること
・全ての人が良くなれるということ
・トレーニングが全ての会員さんの日課となること

来年に向けて新店舗の準備も進めています。

健康寿命が危惧されるこの時代に、全ての人が「良くなる」を目指せるように、このトレーニングを地域のインフラと化す、大きな目標に一歩ずつ、ぶれることなく突き進んでいこうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

村上 友太(ムラカミ ユウタ)2008年入社

兵庫県神戸市出身。初動負荷トレーニングとの出会いは18歳の時。初めて初動負荷マシーンを動かしたときの感覚は、一言に「革命だった!」という。それまでは、とにかく怪我の多いバスケットボール選手で、脚の故障においては数えきれず、一年間で数回もの疲労骨折を起こしたこともある。しかし、初動負荷トレーニングに取り組み始めて一変。故障は激減し、シーズン通して健康でいられるようになった。元々、これだ!と思うものが見つかると、もはやそれしか考えられなくなる性格。その頃からこの職業に就くことをずっと考えていた。雲水グループ創業メンバーの一人。現在、代表を務める。詳細はこちらから

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