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「足首ねんざ」リハビリで柔軟性を高めるべき箇所とは?

スポーツで足首をねんざした」

こういう経験がある方は多いと思います。

あまりに多発することから「一般的」とさえされる足首の捻挫。

受傷後、痛みが引いて復帰しても、また同じところを捻挫する、いわゆる「ねんざグセ」がついてしまった、という方もいるかもしれません。

こうなってしまったら、動く時にはテーピングやサポーターで足首を固めて予防するしかない、と思われるかもしれませんが、実はこのこと自体が捻挫がクセになる原因をつくります。

このあたりのことは意外と知られていないので、今回の記事の中でまとめさせて頂きます。

この記事をお読み頂くと、捻挫の原因とそれを予防するためテーピングやサポーター以外の選択肢がわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

■動画で解説はこちら

■足首ねんざの原因は何か?

実際、足首をねんざするシチュエーションはいくつかあると思います。

例えば、、、

✅ 相手と交錯した時

✅ 相手の足の上に着地した時

✅ 地面のくぼみに足を取られてしまった時

これらは予測できないので、運が悪かったと諦めるしかないと考えるかもしれませんが、実はこのようなシーンでも防げる可能性があります。

そのポイントは体重の外し方です。

「人の足の上に乗ってしまったケース」をご想像ください。

フラットではない足の上に着地するので、足元が不安定になり、足首が過度に捻られ捻挫をしてしまう、、、

一見、防ぎようがなさそうですが、このようなシチュエーションでも、足首が捻られようとした瞬間に股関節のあたりから、体重をこのように逃がせるとどうでしょう?

足首ねんざを防げる体重が股関節から外れる例↑↑↑

足首が捻られようとする方向に、身体が先行して移動するので、足首に過度なストレスはかからず、ねんざを防ぐことができます。

本来、このような外し方は、無意識に身体が行うものですが、股関節周りが硬くなっていると、反射的にこのような動きが起こりません

そうなると、足首だけで負荷を受けてしまってこのように捻挫してしまいます。

さらに、ねんざすると、痛みが出ないように固定したり、痛みが取れても予防のため、固定を続けることが多いと思いますが、実はここに落とし穴があります。

■足首固定と「ねんざグセ」の関係

実際、固定することで、安心感はあると思いますが、その上に乗っている身体はどうでしょう?

足首の動きが制限されることで、自然な動きはできず、身体全体の動きが制限されてしまいます。

特に足首同様に自由度の高い股関節の動きが制限されるので、股関節周りの筋肉が硬くなってきます。

足首の痛みが取れても、この股関節の動きづらさは残るので、いざ捻挫が起こりそうなシチュエーションに遭遇した時には、上述のように股関節から先行して体重を外すことができず、ねんざを再発してしまいます。

これが「ねんざがクセになる」一つの原因です。

※ねんざの起こる場面。股関節から体重が外れず、足首だけで受けてしまう。

ですので、私たちの施設では、足首ねんざをしてしまったら、できるだけ早く患部に痛みのない形で、股関節の動きを引き出すトレーニングを開始することをおススメしています。

主治医の先生の診断により、固定せざるを得ない場合でも、足首に負荷をかけず、股関節を動かすトレーニングであれば行うことができるので、受傷直後から取り組みが開始できることも、早期回復につながる大きなポイントです。

足首のねんざでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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