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【身体が硬い方必見!】ストレッチで柔軟性を高めるコツ

今回は私たちが考える「ストレッチで柔軟性を高めるコツ」について解説させて頂きます。

健康のため、故障を防ぐため、スポーツでパフォーマンスを高めるために、柔軟性を高めたいという人は多いと思います。

ただ、一生懸命ストレッチ等に取り組むものの、あまり成果が上がっていない、という方もいるのではないでしょうか?

私は生まれつき身体が硬いからしょうがない…

と諦めてしまっている方もいるかもしれませんが、多くの場合、柔軟性の高め方について誤解をしていて、その取り組み方が良くないために成果が上がっていなかったり、かえって身体を硬くしてしまっています。

せっかく頑張って取り組んでいるのに、逆効果なんてことになると悲しいですよね。

そこで今回ストレッチで、多くの方が誤解しているポイントをまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

■動画で解説はこちら

■「生まれつき身体が硬い」は あまり関係ない

まず前提として「生まれつき身体が硬い」というのはあまり関係ない、という話をさせて頂きます。

トレーニングには「特異性の原則」というのがあります。

特異性の原則とは、

「トレーニングによる身体の適応は、与えたトレーニング刺激に対して特異的に起こる」

というものです。

例えば、、、

スピードを上げるトレーニングで筋肉に刺激を与えればスピードが向上し、持久系のトレーニングで筋肉を刺激すれば持久力が向上する、というイメージです。

一見当たり前のように思えることですが、もし、生まれつき硬くて、どれだけストレッチをしても柔軟性が高まらないという方は、この「大原則」から外れることになりますので、理屈として成立しません。

つまり、一生懸命ストレッチをしても、柔らかくならないケースがある場合、

①ストレッチ等の取り組みの中で「柔軟性を高まるような刺激」が身体に加わっていない

②日常的な動きのクセ等で、常に筋肉が緊張し、硬くなるような刺激が加わっている

このどちらかである可能性があります。

■ストレッチでよくある誤解(①についての解説)

まず①について「ストレッチをしているのに柔軟性を高めるような刺激が加わっていない?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんが、やり方が良くないためにこのようになっているケースは意外と多いです。

ストレッチについては、とにかく一生懸命筋肉を伸ばせば、柔らかくなると思われがちですが、実はキツさを感じるような中で無理矢理、筋肉を伸ばし続けていると、身体の緊張が高まるだけでかえって硬くなっている可能性があります。

なぜなら、一生懸命伸ばそうとすることで筋肉だけではなく、神経が緊張しているからです。

筋肉を伸ばそうとストレッチをすることで、確かに筋肉自体は伸びるのですが、同時に神経は「筋肉が伸ばされた」という刺激を感知すると、反射的に元の長さに戻ろうとしています。

つまり、がんばって筋肉を伸ばそうとしている時に、神経は筋肉を縮ませようという刺激をずっと与え続けていることになります。

これは、力を込め続けるような「筋トレ」をしている時と同じような状態になりますので、身体には柔軟性を高めるのではなく、むしろ縮ませようとする刺激が入ることになります。

これがストレッチで、なかなか柔軟性が高まらない原因の一つです。

したがって、柔軟性を高めるためには、がんばって筋肉を伸ばし続けるのではなく、筋肉が伸びた後は、できるだけタイムリーにリラックスする位置に身体を戻し、神経が緊張しない状態をつくる、ということが必要です。

ただ、すでに身体が硬くなっている方は、ストレッチで伸ばす姿勢を取っただけで、身体が緊張している状態になることが多く、リラックスする時間を確保できません。

もし、このような状態であれば、多少ひざを曲げた姿勢で行ったりお尻の下に少し高さのある台などを置いて、楽な姿勢から始める工夫が必要になります。

 

■日常の姿勢や動きの中で常に筋肉が緊張している(②についての解説)

では②の「日常動作で筋肉が常に緊張している」というのはどういう状態か?

姿勢のイメージがわかりやすいと思いますので、こちらで解説させて頂きます。

地球上では、常に重力の影響を身体が受けています。

イメージ的には、常に頭のてっぺんから垂直に押さえつけられているような状態です。

地球にいる限り、この負荷からは逃れることができないので、重力をどういう姿勢で受けるかが、身体へのストレスを回避するポイントになります。

例えばこちらの画像をご覧ください。

垂直にかかる重力に対して、どちらがストレスなく立てているかというと、「A」の方です。

「A」は、身体バランスが垂直にそろっていますので、垂直にかかる重力に対して筋肉を強く緊張させることなく、支えることができます。

しかし、「B」の方は、身体バランスが垂直にそろっておらず、垂直にかかる重力が、ズレの大きいポイントを下に押しつぶそうとする力として加わることになります。

実際「B」のバランスでは、特に肩から首にかけてのズレが大きいので、頭を下に押さえつけるような力が強くなります。

ただ、押しつぶされるわけにはいかないので、無意識に首の筋肉が力を出し続けて支えるという状況を作ってしまい、首の筋肉はどんどん硬くなってきます。

これは、肩こり、首こりのメカニズムでもありますね。

実際、短時間、このような姿勢をとってもそれほど気にならないかもしれませんが、1日24時間、寝る時間を除いてずっとこのようなバランスでいるわけですから、身体への影響はかなり大きいものになります。

ストレッチがうまくできている方でも、この普段の姿勢が良くないと、たちまち身体は緊張し、硬くなってしまうので、このあたりも見直して頂くことをおススメします。

■自然に柔軟性が高まる動きを誘導する初動負荷トレーニング®

では私たちの施設で、身体が硬い方にストレッチを積極的にレクチャーしているかというと、そうではありません。

なぜなら、提供している初動負荷トレーニング®の動作自体が、自然に筋肉を伸ばしながらタイミングよくリラックスする時間を確保できるようになっているので、ストレッチよりも安全で効果的だからです。

同時に、日常動作の中で身体が緊張しないように、姿勢のポイント等をマシン動作の中でお伝えしています。

身体が硬いと正しい姿勢が取れない、

正しい姿勢が取れないとすぐに硬くなってしまう、

柔軟性と姿勢、これらには切っても切り離せない関係にあります。

私たちは、トレーニングで各部の柔軟性を高め、関節の可動域を広げ、正しい姿勢がとれるような状態を作りながら、実際に正しい姿勢を取るためのポイントをお伝えする、そしてそのポイントをマシン動作の中でも実践できるようにして、最短での改善を目指すようなアプローチをしています。

いかがだったでしょうか?

初動負荷トレーニングが実践できない環境の方も少なくないので、それ以外の選択肢として参考になればと、まとめさせて頂きました。あなたの努力が実を結ぶきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人 

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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