歩きやすさは、着地の“わずかな差”で変わる

こんにちは。
ワールドウィング雲水グループです。

日常の中で最も身近な運動といえば「歩く」こと。

しかし、同じ“歩く”でも、ほんの少しの意識の違いで身体への負担や動きやすさが大きく変わるのをご存じでしょうか?

実際、、、

「歩くとすぐ疲れる」
「ひざや腰に負担を感じる」
「スムーズに前に進まない」──

そんな経験がある方も多いと思います。

実は、その原因の一つになり得る“着地の位置”についてお話ししたいと思います。

目次

わずかな着地位置の違いが生む大きな差

ちなみに歩く時は、足のどのあたりで着地しているでしょうか?

つま先側?
かかと側?

個々で色々と特徴はあると思いますが、私たちがおススメしているのは”くるぶしの下”あたりでの着地。

”かかと”と”くるぶし下”

距離的にはほんのわずかですが、このわずかな違いで身体への負担や前への推進力には大きな違いが出ます。

かかとだと着地での衝撃が強かったり、かかとを支点に後ろに身体が倒れるような力がかかりますので、前に進みにくくなります。

一方、くるぶしの下で着地できると、衝撃が少なく身体全体が前に転がるような力が加わりますので、前に進みやすくなります。

使われる筋肉も変わる?

着地の位置が変わると、脚のバランスも変わりますので、使われる筋肉も変わってきます。

かかと着地では、着地脚がブレーキになりやすいですが、この状態で前に進もうとすると、ひざを大きく曲げる必要があります。

ひざを大きく前に曲げるとひざ周りの筋肉、特に太ももの前側(大腿四頭筋)が使われやすく、この部分が疲れやすくなります。

また、そこからさらに地面を頑張って蹴って前に移動しようとすると、足首を強く使うので、この時に使われるふくらはぎの筋肉が疲れやすくなります。

一方で、くるぶし下での着地はブレーキがかかりづらいので、不必要にひざを曲げ過ぎなくても良くなります。

その状態で身体を前に移動させるときには、お尻や太ももの裏などの、骨盤周辺が自然に使われやすくなります。

バランス的に、ひざ周りの筋肉やふくらはぎの筋肉よりも、お尻などの骨盤周りの筋肉の方が大きいので、こちらを使える方が疲れにくく、大きな力を発揮しやすくなる傾向があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「歩きやすさは、着地の“わずかな差”で決まる」という内容をお伝えしました。

ちょっとした動きの違いが、健康づくりに繋がったり、あるいは身体に負担をかけてしまったり、ということにつながってきますので、ぜひ今回の内容も参考にしていただければと思います。

また自然にこういった歩き方を表現しやすくなるビモロシューズ、というシューズもありますので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください。

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それでは今回はここまでとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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