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力を抜いて動くコツ‐握らないススメ‐

「どうしても力んでしまう…」

ゴルフクラブや野球のバットを持つ、トレーニングでマシンのハンドルを持つ等、スポーツでもトレーニングでも日常でも、道具を持つ、ということは多いと思います。

その時に起こりやすいのが、身体の力みです。

何かを持つ、というだけでも、その重量を支えるための力が必要になりますので、その分身体は緊張しやすくなってしまいます。

そこで、少しでも力まないようにしたいのですが、そのためにまず押さえたいのが、強く握らない、ということです。

■今回の内容を1分に要約したショート動画はこちら↓↓↓

強く握るデメリット

前腕の筋肉のイラスト

強く握るという状態は、ひじと手首の間にある前腕部分の筋肉に力を入れると起こります。

ただ、実際は前腕部分だけではなく、その緊張に伴って力こぶの筋肉や肩周りも強く緊張しています。

特に力こぶの筋肉は、ヒジを曲げながら肩を外側に捻るように働くので、ボールを投げる、歩く、走る等で、しなやかな腕の使い方等に共通する、肩を内側に捻る動きが行いづらくなり、二重に身体を動きづらくしてしまいます。

強く握らないコツ

道具を持つという時には、全く握らないわけにはいきませんが、指の関節でも できるだけ手の平に近い関節で引っかけるように持つと、比較的握る力は少なくて済みます。

また歩く、走る等のモノを持たないシーンでは、手を握っている必要はありませんので、握らずに指をリラックスした状態で動く、ということが大切になります。

(実際、ウォーキングで手を握りしめて動いてしまっている方は、けっこう多いです)

強く握ると脚の動きにも影響する?

余談ですが、手を強く握っていると反射的に 足の指も曲がってしまいやすくなるので、脚の動きも制限されてしまう ということがあります。

実際、歩く動きで 脚がスムーズに出ないという方で握らずに 肩を使う練習をすることでスムーズに動けるようになった というケースも少なくありません。

今回のまとめ

それでは今回のまとめです。

今回は力を抜いて動くために握らないことが大事、という内容について解説させて頂きました。


🔴道具を扱う時はその重量を支えるので、普段よりも力みやすくなる。

🔴まず できるだけ握らないことが力みを防ぐポイント。

🔴握らないために指の根元で引っかけるように持つことや握らなくていいシーンで指をリラックスさせることが大事。


こういった内容をお伝えさせて頂きました。

強く握ってしまう クセがある方は、ぜひ少しずつ 握らないで動けるようにできるところから 取り組んでみて頂くことを おススメします。

それでは今回はここまでになります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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