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トレーナーは人工知能(AI)化するか

最近、AIという言葉がよく聞かれます。

AI(rtificial ntelligence)とは・・・

コンピュータを使って、学習・推論・判断など人間の知能の働きを人工的に実現したもの、いわゆる人工知能のことですね。

すでに多くの企業に導入され、業務の効率化などが図られています。

そしてこのAIをめぐっては、こんな問題もささやかれています。

「人間の行う仕事が奪われる」

野村総合研究所の共同研究では、2030年には日本の労働人口の約49%が技術的に人工知能で代替可能になる、という予測を立てています。

予測ですので、今後どうなっていくかはわかりませんが、決して対岸の火事ではないと感じます。

そんな話を聞いた時に、私はふと思いました。

「トレーナーはいらなくなるのだろうか・・・?」

最近では医療の現場でも、ロボットが手術をしたり、ケガや病気の診断にAIが活用される等、機械化が進んでいるという話も聞きますので、テクノロジーの進化などによっては、ありうる話かもしれませんね。

皆様のトレーニングのサポートを機械が行う・・・

なんだか寂しいジムになりそうです。。

でも、私はきっとそんな時代は来ないと思っています。

なぜなら、機械には決して捉えられないものがあると思うからです。

それは何か・・・

「感覚」です。

人の感情や感覚というものはなかなか定量化しづらく、分析しきれない部分があるのではないかと思います。

例えば・・・

ある人が「筋肉が伸びて気持ちいい」と感じる刺激も、人によっては「痛い、きつい」と表現されます。

その反応をどうとらえるかは、その方の動作(ポジショニング、リズムなど)やちょっとしたしぐさ、表情、既往歴等から総合的に判断する必要がありますが、この判断は機械には難しい部分だと思います。

そしてその判断の上で、どういう部分を意識するともっと動作がスムーズになるか、ストレスなく動けるか、という部分が大切なのですが、この点についても、一律の判断基準ではなく、経験やその方との関わりの中で構築されてくるものだと、私は思います。

ただ単にトレーニングマシンの使い方を伝える、というだけならAIでも可能かもしれません。

というより、この範囲であればAIに頼らなくても紙に書いて貼っておけば済む話です(笑)。

しかし私たちは、そのマシンの中で「どのような動作を表現できるか」という部分を大切にお伝えしていますので、きっとこの仕事はなくならないと思うのです。

あとは何より、ちょっとした会話など、人との触れ合いがなくなるのは寂しいじゃないですか。

とはいえ、これからの時代、様々な形でAIは私たちの仕事にも関わってくると思います。

機械に任せて効率化できる部分はお願いして、トレーナーにしかできない部分を磨いていく、そんなスタンスでこれからの大変動の時代に臨んでいきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

追伸:
色々書きましたが、トップ画像のような可愛いロボットであれば、スタッフの中に一人くらいいたとしても良いかもしれないな、と思った今日この頃です。

この記事を書いた人

宇都宮 裕(うつのみや ひろし)2008年入社

愛媛県今治市出身。小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる、3ポイントシュートが届かなくなる、故障が増えるなどの事態に直面。従来のトレーニング法、練習法等に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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