トレーニング動作やストレッチ、スポーツ動作の中でも、肩や腕などの関節を”捻る”という動きはたくさんあると思います。
この捻る動きはうまく行えると、身体の動きを引き出せるだけでなく、余分な力が入りづらくなる等、身体にとって大きなメリットがあります。
ただ、形だけの捻り動作になってしまうと、手首だけで捻るような動きになってしまって、かえって余分な力が入りやすくなることもあります。
そこで今回は、、、
『肩甲骨から自然な捻り動作を引き出すコツ』
についてご紹介したいと思います。
どこを基準に捻るか、で変わる
上半身のトレーニングで捻る動きで言うと、私たちが提供している初動負荷トレーニングの中では、例えばこんな動きがあります。


この時、ポイントになるのが、どこを基準に捻るか、ということです。
実は、どの部分を基準に捻ろうとするかで、手首だけで捻ってしまうか、肩甲骨や鎖骨から全体を捻ることができるか、ということが変わってきます。
では、肩甲骨や鎖骨から捻る動きを表現するためには、どこの部分を意識するといいか
ポイントは、、、

薬指のラインを基準に捻る、ということです。
”薬指”から捻り動作を行いたい理由
ちょっとこんな確認をしてみてください。

肩の真横に腕を上げた状態をつくって、まず親指の方から腕を回そうとしてみてください。
肩の方も多少動きますが、手首を中心に回るような動きになる方が多いと思います。
次に、薬指に意識を置いて、このラインを軸にするイメージで腕を回そうとしてみてください。


こうしますと、先ほどよりも肩や肩甲骨、胴体の方まで身体全体で動こうとする感覚があると思います。
マシン動作の中でも、この薬指のラインを意識して捻り動作が行えると、より肩甲骨を中心に身体全体の動きを引き出しやすくなります。
実際のマシン動作の中での動きの違いを、こちらの動画で確認できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は『肩甲骨から自然な捻り動作を行うコツ』というテーマについてお伝えいたしました。
何気なく行ってしまいがちな捻り動作ですが、この薬指の意識を持っていただくだけでも、身体の動きは変わってきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは今回はここまでとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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