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肩甲骨、肩の動きを硬くしないための5つの習慣

今回は、肩甲骨、肩の動きを硬くする避けたい5つの習慣、というテーマについて解説させて頂きます。

✅肩、首のコリが慢性化している
✅マッサージ等でケアしてもすぐに硬くなってしまう

こんなご相談をよく頂きます。

確かに、現代の生活の中で肩こり、首こりは起こりやすく、定期的にマッサージや整体に通ってケアを続けている方も多いと思います。

実際、直立二足歩行で過ごす中で、首、肩周りが硬くなりやすい部分はあるのですが、日常生活の中でのちょっとした身体の使い方によって、肩周りが硬くなるのを助長しているというケースは少なくありません。

そこで今回は、肩甲骨、肩の動きを硬くしないためのたい5つの習慣、というテーマについて解説させて頂きます。

この動画をご覧頂くと、、、


🔴肩周りの硬さを助長する良くない身体の使い方

🔴硬くしないための身体の使い方のコツ


についても分かるようになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

■動画で解説はこちら

①‐カバンの持ち方

1つ目の習慣は「カバンの持ち方」です。

買い物や仕事に行く時に、カバンを持っていくこともあると思いますが、肩、首周りを硬くしやすい持ち方の例が、脇を閉めてヒジにかけるような持ち方です。

カバンをひじにかけて持つ男性五

このようなバランスでカバンを持つと、特に力こぶの筋肉が強く緊張して硬くなりやすくなります。

さらに、力こぶの筋肉は肩甲骨にもついていて、硬くなると肩甲骨を前側に引っ張り、巻き肩、猫背のような姿勢になりやすくなります。

このような姿勢では肩の前側にある胸の筋肉が縮まったまま、後ろ側にある僧帽筋などの筋肉は伸ばされっぱなしで、緊張状態が続きますので、肩、首周りが硬くなりやすい状態になります。

このような状態を避けるためには、肩にかけるカバンにしたり、ひじにかける場合でも脇を閉じずに手の平を下に向けた状態で持てると、比較的力こぶの筋肉の緊張が少ない状態を保てますので、ご確認頂ければと思います。

カバンを肩にかける男性、ひじにかける男性

②‐パソコン作業での身体の使い方

続いて、肩甲骨、肩の動きを硬くする良くない習慣の2つ目は、パソコン操作での身体の使い方です。

パソコン作業自体が指先を細かく動かす動作なので、肩周りは無意識の中で固定され、硬くなりやすい部分があるのですが、ちょっとした動き方の違いでこのストレスがさらに大きくなったり、少なくなったりします。

パソコン作業をする女性

その一つのポイントが「手首の角度」です。

手首が小指側に曲がった状態で作業しようとすると、これだけで肩、首が詰まるような状態ができやすく、パソコン作業での肩、首周りの緊張を助長してしまいます。

手首が小指側ではなく、やや親指側に傾くような状態で動けることで、肩、首周りへのストレスは比較的少なくすることができますので、パソコン作業が多くて肩、首周りが固まりやすい方は一度ご確認頂ければと思います。

パソコン作業をする男性

③‐スマホの持ち方

続いて、肩甲骨、肩の動きを硬くする良くない習慣の3つ目は、スマートフォンの持ち方です。

スマホを見る女性のイラスト

スマートフォンを手に持って操作する時は、画面が下にあることも影響して、うつむき加減になりやすく、このことが首へのストレスを高める、ということもあるのですが、スマートフォンの持ち方によっても肩、首周りの緊張感は変わってきます。

脇を閉めた状態で画面を寝かせるように持つと、手首が小指側に折れ、先ほどご紹介させて頂いた肩、首周りが緊張しやすいバランスになってしまいますが、手首がやや親指側に傾くように画面をやや起こして持つことで、このストレスは少なくなり、肩、首周りが硬くなるのを軽減してくれます。

スマホを操作する男性

またスマートフォンの画面が立つことで、頭の位置も後ろに収まりやすくなるので、この点でも肩、首周りを硬くしないことにつながる部分があると思います。

④‐歩く時の肩、腕の動き

続いて、肩甲骨、肩の動きを硬くする良くない習慣の4つ目は、歩く時の肩、腕の動かし方です。

何気なく行っている歩く時の腕の動きですが、この使い方によっても肩、首の緊張状態は変わってきます。

特に気を付けたいのが手の平が前を向いた状態の動き方です。

何気なく歩いている時に、手の平が前を向いた状態で歩いている方を見かけることがありますが、これは言うならば、重りをもってヒジを曲げる筋トレを常に行っているような状態なので、力こぶの筋肉が硬くなりやすくなります。

前述の項目でお伝えさせて頂いた通り、肩が前に引っ張り出される姿勢の変化から、肩、首周りが硬くなりやすくなります。

歩く動作の中で、手の平が後ろに向くような状態で動けると、このストレスは少なくできますので、ご自身の歩く動きの中で手の平がどちらを向いているか、ということも一度ご確認頂けると良いと思います。

頭が前に出た姿勢

それでは最後、肩甲骨、肩の動きを硬くする良くない習慣の5つ目は、頭が前に出た姿勢です。

これはこれまでの項目の中でも間接的に出てきたポイントですが、普段の姿勢で頭が前に出るほど、頭の重さを支えるのに首の筋肉が頑張る必要がありますので、肩、首周りの筋肉は硬くなりやすくなります。

立った状態でも、座った状態でも、頭の位置は肩の真上に耳が来るくらいのバランスで、首の筋肉には負担がかかりづらくなるので、普段の姿勢の中でこの位置関係を調整して頂くことも大事なポイントになります。

ただ、下半身を含めた頭以外のバランスがうまくいっていない中で、無理矢理、頭だけを後ろに収めようとすると、かえって肩、首周りの緊張を招く、可能性がありますので、このバランスを整えることも大切です。

具体的な整え方のポイントについては、別の動画で解説していますので、こちらも参考に見て頂ければと思います。

今回のまとめ

それでは今回のまとめです。

今回は「肩甲骨、肩の動きを硬くする避けたい5つの習慣」というテーマについて解説させて頂きました。


🌟カバンをひじにかける時、脇を閉じずに手の平が下向きになる方がいい。

🌟パソコン、スマートフォンの操作では手首が小指側に倒れないことが大事

🌟歩く時も手の平後ろ向きになることが大事

🌟肩の真上に耳が来るバランスをとることが大事


こういった内容をお伝えさせて頂きました。

普段の生活の中で硬くなりやすい肩、首周りの筋肉ですが、ちょっとした身体の使い方の工夫によって、硬くなりづらい状態をつくることも可能なので、ぜひ今回の内容も参考にして頂ければと思います。

それでは今回は個々までとなります。

最後までご視聴頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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