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継続力を高める考え方のコツー最後までやり切れる人になる方法

「92%」

この数値、何だと思いますか?

実はこれ、年始に目標を立てたものの、途中で挫折してしまう人の割合です。裏を返せば目標を立てて
最後までやり切れる人は「8%」しかいないということです。

実際、こんなご経験はないでしょうか?

✅毎年ダイエットの
目標を立てるも続いた試しがない

✅釣り竿を買ったものの、
全然使わずにオブジェ化している

✅まだ読み終えていない本が
山積みになっている

こういったことは、自分の頑張り、努力が足りないからと思ってしまいがちですが、ある調査によると頑張りが足りない、努力不足という前に目標に対する考え方が適切でないために、継続してやり抜くことが難しい状況になっているケースが多いようです。

そこで今回は、継続力を高める考え方のコツについて、『FINISH』という本の内容を参考に解説させて頂きます。

この記事をご覧頂くと、、、

●最も挫折しやすいタイミングはいつか
●継続してやり抜くための目標設定のコツ

等についてわかるようになっていますので、なかなか最後までやり切れないことが多い方は、ぜひ見ていってください。

■スライドで解説した動画はこちら

■最も挫折しやすいのは〇〇日目

まず初めに、最も挫折しやすいタイミングはいつか、という話をさせて頂きます。

高い目標を立てて、それに向かってスタートを切った、でもいつの間にかやらなくなってしまう、この多くの人が挫折してしまうタイミングはどれくらいの期間でしょう?

30日間のチャレンジをベースにしたある調査でわかったことは、驚きの結果でした。

挫折してしまうタイミングとして、多くの方が1週間~20日くらいを想像されるかもしれませんが、最も挫折しやすいのは、なんと「2日目」です。

3日坊主でもなかったということですね。

なぜ目標を立ててやるぞ!と意気込んだのに、わずか2日目で挫折してしまうのか…

そこには目標達成の足かせになる「ある考え方」が影響しているようです。

■挫折しないための考え方

多くの人が2日目に挫折する原因となる「ある考え方」とは何か、ということですが、それが「完璧主義」です。

「完璧主義」とは物事に不十分なところがあることを許さず、不足のない状態であることを求める考え方や性格などを指す表現です。

こういった考え方は目標達成にはむしろ必要に思えますが、この「完璧主義」を捨て去ることが最も重要だと言います。実際、短期間で挫折してしまう典型例は何かというと、自分が立てた計画から逸脱してしまった、それを完璧に戻すためにはかなり大変になる、だからもう計画を見ないようにしよう…こういうケースです。

つまり、2日目に何かをするべきだった、聞くべきだった、見るべきだったのに、何らかの事情でそれが完璧に達成できなかった、もう時間を戻すことはできないからやめよう…このようなイメージです。

完璧を求めることの意外な落とし穴ですね。

では、このような時にどう考えるといいか、ということですが、ポイントは「失敗」ととらえずに「未完」ととらえること。完璧の反対語は「失敗」ではなく「未完」。

つまり、完了していないということです。

計画通りにいかなかったことが問題なのではなくて、まだ完了していないということが問題であるので目標達成に向けて次からどのように取り組むか、どのように見直すか等、また計画を立て直せばいいということです。

これを知って頂くだけでも、少し気が楽になって取り組みを継続できる方が増えるのではないでしょうか。大事なことは、計画通りに進めることではなく、目標を達成すること。

この原点に立ち返ることが大事ということです。

■やり切るための目標設定のコツ

それでは最後に、継続してやり切るための目標設定のコツについて解説させて頂きます。

実は、多くの方が立てる目標は、かなり楽観的な目標になってしまいがちだと言います。ある心理学者が学生を対象にこんな実験を行いました。

論文を書き終えるまでにどれくらいの時間がかかるか、最良のケースと最悪のケースを両方考えるというものでしたが、最悪、ここまでには書き上げられると示した期間の中で論文を書き終えられたのは実際の人数の半分に満たなかったようです。

また論文を書き上げる目標期間の平均は「34日」でしたが、実際にかかった日数の平均は「56日」でした。つまり実際にかかる期間よりも、4割ほど短く見積もる傾向があるということです。

例えば、ある目標を1か月で達成しようと思った場合、実際には2か月弱くらいが現実的な目標達成の期間である、ということになります。

また、目標として掲げた数値を「半分」にした方が結果がいいと言います。具体的には目標の数値を半分にすると約63%の人はパフォーマンスが上がるようです。

また組織という面でみると、目標の数値を半分にすることで、その目標を達成したいと思えた人は90%になったと言います。

つまり、目標達成までの期間を伸ばす、もしくは目標数値を半分にすることで、より現実的な目標となり、継続して最後までやり切れる可能性が高まる、ということです。

さらにこれはよくある手法ですが、目標達成と何か楽しみをセットで用意しておくと、約46%パフォーマンスが上がるということなので、目標達成した時の自分へのご褒美等も合わせて考えておくと良いかもしれません。

■今回のまとめ

それでは今回のまとめです。

今回は継続力を高める考え方のコツについて解説させて頂きました。


●最も挫折しやすいのは2日目である

●計画通りにいかなかった時は「失敗」ではなく「未完」ととらえる

●目標の数値を半分、もしくは達成までの期間を長く設定すると現実的な目標になる


こういった内容をお伝えさせて頂きました。

なかなか続かないからという理由で、目標を立てて継続して取り組むことに苦手意識がある方もいるかもしれませんが、続かない原因はちょっとした考え方にあるということを知って頂くだけでも前向きに取り組めるきっかけになると思いますので、ぜひ今回の内容を参考に一歩踏み出して頂ければと思います。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニンにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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