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腰痛の原因になる歩き方4つの特徴

今回は、腰痛の原因になる歩き方4つの特徴について解説させて頂きます。

✅慢性的な腰の痛みがなかなか改善しない

✅整体などで一時的には良くなってもすぐ痛みが戻ってしまう

こんな方もいらっしゃるかもしれません。

確かに腰は、人間の構造的に負担がかかりやすい場所で日本人の約3割は腰痛を持っていると言われています。整体等で一時的に良くなっても時間が経つとまた痛くなる、というケースも多く、こういった場合、普段の姿勢や歩き方の中で負担がかかっている可能性があります。

ただ歩き方の何が良くないのか、ということがわからないために、なかなか腰痛が改善されないまま、お困りの方も多いと思います。

そこで今回は「腰痛の原因になる歩き方4つの特徴」について解説させて頂きます。

この動画をご覧頂くと、、、


●腰痛の原因になる具体的な歩き方の特徴

●その歩き方をどのように改善するといいか


ということも分かるようになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

■動画で解説はこちら

■腰痛の原因になる歩き方①‐つま先を開く

腰痛の原因になる歩き方1つ目は、つま先を開くいわゆる「ガニ股歩き」です。

「つま先を開く」ということと「腰痛になる」ということは、一見すると結びつかないようにも思えますが、実は関連があります。

歩く時につま先を外に向けながら、脚を振り出してみるとわかりますが、出そうとする脚と同じ側の肩が後ろに引けてしまいます

ガニ股で歩く男性

前に出そうとする脚に対して肩が後ろに引けることで、脚が前に出づらいだけでなく、腰が捻じれるようなストレスが一歩ごとにかかりますので、腰への負担を日常的に高めてしまいます。

また つま先を開いた着地は、お尻の筋肉が縮まった状態になりやすい特徴があります。このような動作が常態化することでお尻の筋肉がどんどん硬くなり、筋膜などを介してすぐ上にある腰にも影響する可能性があります。

このようなストレスを避けるためには、つま先を開かないで足の外側ラインが真っ直ぐ進行方向に向けて着地できるバランスを求めていく必要があります。

■腰痛の原因になる歩き方②‐一直線を歩く

腰痛の原因になる歩き方2つ目は「一直線上を歩く」ということです。

まっすぐ前に進むために一本のライン上を歩くというのは、一見すると理にかなっているようですが、実際はそうでもありません。

一直線上に着地した時の脚のバランスを見てみると、脚のラインが斜めになっています。脚のラインが斜めになると、股関節内側の筋肉は縮んだ状態になり、これを繰り返しているとこの筋肉がだんだん硬くなってきます。そして、この筋肉の硬さが、骨盤を介して腰に影響する可能性があります。

一直線を歩く男性

また一直線の上を歩くバランスは平均台の上を歩くような状態なので、その不安定さから無意識に身体を安定させようとして股関節だけでなく、全身が緊張しやすい状態ができます。

これに伴って腰回りの筋肉も緊張を強いられますので、腰痛の原因になる可能性があります。

■腰痛の原因になる歩き方③‐腰が引けて歩く

腰痛の原因になる歩き方3つ目は、腰が引けた歩き方です。

これはでっちり、反り腰と言われるようないわゆる身体が「くの字」に曲がったような状態での歩き方です。この状態では股関節の前側の筋肉、特に腰から太もも内側についている「大腰筋(だいようきん)」は縮んだ状態が続きます。

これにより、この大腰筋が硬くなってくると、腰の骨である腰椎をグイグイ前に引っ張り出すようなストレスが加わり続けることになりますので、腰には大きな負担がかかり、腰痛の原因になる可能性があります。

またやや前傾した上体を支えるために腰から背中の筋肉も緊張状態が続きますので、腰には二重にストレスをかけることになります。

これを防ぐためには、足の外側に体重が乗り、骨盤の位置が前にある状態で歩けることが大事になります。

■腰痛の原因になる歩き方④‐腰が落ちた歩き方

最後、腰痛の原因になる歩き方4つ目は「腰が落ちた歩き方」です。

骨盤が後ろに傾くような骨盤後傾状態がこれにあたりますが、骨盤の角度が変わることでその上にある腰椎の角度も変わってきます。

具体的には腰の骨である腰椎は元々自然なカーブを持っているのですが、骨盤が後傾して腰が落ちることでこのカーブを逆方向に曲げるようなストレスが加わりますので、腰に負担をかけてしまいます。

このようなバランスを改善するために下がったおしりをつり上げようとすると、先ほどご紹介した腰が引けた歩き方と同じようなバランスになりやすいので、このバランス改善と同じように足裏の外側に体重を置きながら、骨盤を前に持ってくることがポイントになります。

■まとめ

それでは今回のまとめです。

今回は、腰痛の原因になる歩き方4つの特徴について解説させて頂きました。

●つま先を開いたガニ股歩きは腰のねじれを生みやすい

●一直線を歩くと、股関節が緊張しやすい

●腰が引けた歩き方は腰椎につく腸腰筋を硬くしてしまう

●腰が落ちた姿勢での歩き方は腰椎の自然なカーブを崩し 負担をかける

こういった内容をお伝えさせて頂きました。

実際にはこれらの要素が、複合的に合わさっていたり、片側だけ良くないバランスになっているケースが多く、改善は簡単ではないと思いますが、一歩ごとにかかるストレスを少しでも減らせれば慢性的な腰痛改善の突破口になると思いますので、ぜひ今回の内容を参考に一歩踏み出して頂ければと思います。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうござました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニンにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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