普段ジムでよくご相談いただくテーマのひとつに、「左右差」があります。
「右肩はうまく動かせるけれど、左肩がうまく動かない」
「右の股関節の方が硬い感じがする」
スポーツで動いたり、ストレッチに取り組んだりする中で、そんな左右の違いにふと気づくことがあるかもしれません。
そんな風に身体の左右差があると、

動かしにくい方の回数を少し多くした方がいいですか?
そんな質問をよくいただきますが、これは、あまりおススメしません。
むしろ少し少なくすることをお伝えすることもあります。
今回は、その理由と、第一歩として何から始めるべきか、という内容についてお伝えしたいと思います。
良くない動きを、定着させてしまうことがある


たとえば、右側が動かしにくい状態で、右側だけ回数を増やしたとします。
良い動きができている中でなら、それほど問題はありません。
ただ、多くの場合、動かしづらい側の動きは、うまく身体を使えていなかったり、それによって力んでしまっていたりします。
この状態のまま回数だけ多く行うと、どうなるか。
良くない動きを、そのまま繰り返し覚えてしまう反復練習になってしまう。
あるいは、その動きの中での緊張や力みで負担がかかり、周りの筋肉が硬くなって、かえって動きにくくなってしまう。
そんな状態にもなりかねません。
回数を重ねること自体が、そのまま近道になるとはかぎらない、ということです。
回数よりも、「左右で何が違うのか」


では、どこに目を向ければいいのか。
まず大切なのは、回数を増やすことよりも、「左右で何が違っているのか」に気づくことだと考えています。
身体の倒れ方が違うのか。
つま先やひざの角度が違うのか。
その違いをしっかり確認する。
そのうえで、どこを意識すれば動きやすい側に近づけられるのかを考え、動きを調整していく。
順番としては、こちらが先だと思います。
そうなると、苦手な側はより意識して、丁寧に動かす必要があります。
ひとつひとつに労力がかかるぶん、逆に回数を減らして行ったほうが、かえって整いやすいこともあったりします。
第一歩は、「違いを確認する」こと


左右差を整える第一歩は、左右でどこがどう違って、動く感覚がどう変わっているのか——そこを確認しておくことです。
自分ではわかりづらければ、今通っているリハビリや整体などの先生、あるいはトレーナーに見てもらって確認する、そんなところから始めるのが、良いかもしれません。
追伸:
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