今回は『初動負荷トレーニングでの筋力アップ方向性3選』というテーマについて解説させて頂きます。
初動負荷トレーニングは柔らかくなるけど、筋力はつかないんじゃ…
そんなご質問を頂くこともありますが、ポイントを押さえて取り組むことで、筋力等を含めた「強化」という部分にアプローチできる部分がありますので、ご紹介したいと思います。
■動画で解説はこちら
①無駄のない身体の使い方を追究
トレーニング動作の中で、無駄な力が入らない動き方を追究していくと、実際の動作の中でも無駄な力が入らずに動きやすくなってくる傾向があります。
無駄な力が入りづらくなるということは、実際動く中でヒジを伸ばす動きの時に、ひじを曲げる筋肉が強くはたらいてしまう、というようなことが少なくなるので、結果的に発揮できる力を大きくすることにつながります。
②動かす範囲を大きくする
①でご紹介した「無駄のない身体の使い方がある程度身についている」という前提ではありますが、後方、あるいは下方向等動かす範囲を大きくとることで動員される筋肉が増えたり、切り返しで発揮される力も大きくなる等、筋力アップに繋がる要素を引き出せます。
ですので、ある程度現状の動きに慣れてきたら、もう少し大きく動かせないか、ということを求めることで、柔軟性や関節の可動域を広げるとともに、筋力アップに繋がる取り組みになりやすくなります。
➂重量を増やす
扱う重量を増やすことで瞬間的に発揮される力も大きくなるので、これも筋力アップにつながる要素になります。
ただし、重くすることで無駄な力が入ってしまって、スムーズに動かなくなると、①でご紹介した身体の使い方の面で無駄な力が入ってしまう癖がついてしまうので、それは良くありません。
スムーズに動ける範囲での調整が必要になります。
また初動負荷トレーニングの重量調整については、こちらの動画でも解説していますので、こちらも参考に見て頂ければと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「初動負荷トレーニングでの筋力アップの方向性3選」という内容をお伝えさせて頂きました。
様々な状況にもよりますが、①→②→➂という流れで、ご案内することが多いです。
まずは良い動きを身につけることが筋力ということだけでなく、柔軟性や不調改善などの面でも大事になりますので、ご確認頂ければと思います。
それでは今回はここまでとなります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。