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【脚を痛めない歩き方】脚の筋力の前に考えるべきこととは?

今回は、歩く時にまず考えるべき脚の筋力よりも大事なポイントをお伝えします。

「歩く」というと、脚を動かして前に進みますので、まず脚の力が大事なイメージがあります。

確かに、歩く動きで脚の筋肉は使われているのですが、脚の筋肉に頼ってしまうと、筋肉が緊張時間が長くなって筋肉が硬くなりやすくなったり、疲れやすくなったり、負担が蓄積してひざ等の関節を痛めてしまったりします。

そこで今回は、歩く動きでまず考えるべき脚の筋力をよりも大事なポイントについてお伝えさせて頂きます。

この記事では、、、


✅歩き方を大事にしたい背景
✅推進力を生む脚の筋力よりも大事な力


等という内容について解説していますので、ぜひ最後まで見ていってください。

■動画で解説はこちら

歩いている時はすごい負荷がかかっている?

歩いている時は、あまり負荷がかかっていないようなのですが、実際には体重の3倍もの負荷がかかっています。

立っているだけであれば、体重がそのままかかるだけですが、歩いている時はここにスピードが加わりますので、実際には体重の3倍もの負荷になるというわけです。

しかも瞬間的には、この負荷を片脚で支えるという状態になりますので、かなりの負荷がかかっている、ということになります。

このような負荷に対して一般的にどのように対策しているかというと、よく言われるのが筋肉を鍛えて筋肉で支える、ということがあります。

確かに、筋肉に負荷がかかるので、筋肉を鍛える、これは間違いではないのですが、筋肉を鍛えることで耐える力はつくものの、負担自体はかかり続けるので、徐々に身体にはダメージが加わってきてしまいます。

また別のケースでは、この歩く動きで生まれる負荷で受けたダメージに対して、アフターケアとして整体やマッサージを受けている、という方もいると思います。

疲労した筋肉の回復を促す、という点ではいいのですが、その後の動き方が良くないと、施術直後に歩き出した瞬間から負荷は加わっているので、すぐに元の状態に戻ってしまう、ということが起こる可能性があります。

そこで、根本的な改善のためにはこの体重の3倍もの負荷に対して負担がかからないような歩き方のバランスを身につける、ということが必要になる、というわけです。

前に進む力を生み出すのは脚ではない?

では負担のかからない歩き方のバランスを身につけて頂くには、どうするといいか、ということですが、まず大事にしたいのが、前に進む力を生み出すきっかけになるのは脚の力ではない、ということです。

ほとんどの方が、歩く時に脚で地面を蹴って前に進んでいる、というイメージをお持ちだと思います。

確かに、脚の筋肉は使われているんですが、冒頭にお伝えしましたように脚の筋肉に頼った歩き方をしてていると、筋肉自体は徐々に疲労してくるので、疲れやすく、負担もかかりやすい状態になってしまします。

ではどうするといいか、ということですが、ポイントは重心を前に移動させる、ということです。

重心の位置を示したイラスト

「重心とは何か?」ということですが、身体の重りの中心という風に考えて頂ければいいかと思います。

この重りの中心がどこかというと、立った状態ではだいたいおへその下あたりですね。

なぜ、この重心を前に移動させるのが大事なのか、ということですが、これはもうシンプルに重りの中心が前に移動することで、身体全体が前に移動しやすくなるから、ということです。こうすることで足の筋力に頼らなくても前に身体を進めることができる、ということです。

理屈は分かったけど、本当にそうなるのか、、、

こう感じている方もいるかもしれませんので、こういったことが確認できるちょっとした内容をお伝えします。できる方はその場で一緒に確認してみてください。

①まず真っ直ぐ立った状態をつくります。

②この状態から身体全体を前に少しずつ倒していきます。

③そうするとこのように脚で蹴ったり、足を出そうとしなくても自然に脚が一歩出てくると思います。

歩く男性

これが重心を前に移動させるという動きです。

ですので、実際歩いている時も、速く歩こうと一生懸命脚で地面蹴って、という意識ではなく、この重りの中心である重心を前に出そうとする方が、脚にはやさしい歩き方になります。

筋肉はこの重心が移動する中で補助的に使われるというように考えて頂いた方が、良い歩く動きにつながりやすくなります。

今回のまとめ

それでは今回のまとめです。

今回は、歩く時にまず考えるべき脚の筋力よりも大事なポイントについて解説させて頂きました。


●歩く時でも体重の3倍の負荷がかかっている
●脚の筋肉に頼った歩き方では筋肉や関節に負担がかかる
●重心移動を第一に歩くことが大事


こういった内容をお伝えさせて頂きました。

普段何気なく行っている歩くという動きですが、その良し悪しによって身体には大きく影響がある、ということを知って頂き、歩く動きを良くしていくきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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