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「しなやかな動き」を身につけるために、下半身で”鍛えてはいけない”2つの筋肉とは?

■こんなお悩みありませんか?

●  スポーツや日常動作改善に向けて、
 下半身を鍛えているけどなかなか成果が出ない…

●  少し動くと脚が疲れてしまったり、
 太ももやひざ、足首等に痛みが出る…

もし、あなたに少しでも該当する部分があれば、鍛えてはいけない筋肉を鍛えてしまっているかもしれません。

実は「しなやか」に動くためには、あまり鍛えてはいけない筋肉があります。

このことを知らないために、身体を鍛えているつもりが、かえって動きづらくなっていたり不調の原因を自分で作ってしまっているケースも少なくありません。

そこで今回の記事では、しなやかに動くために、あまり”鍛えてはいけない”下半身の2つの筋肉を紹介させて頂きたいと思います。                                

この記事をご覧頂くと、しなやかに動くために鍛えてはいけない下半身の筋肉とその理由がわかり、身体に負担のない動きが身につきやすくなるきっかけになると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

■動画で解説はこちら

■鍛えてはいけない下半身の筋肉①太もも前側の筋肉

まず一つ目は太ももの前側の筋肉です。

太ももの前側には、大腿四頭筋という筋肉があります。

主な作用は「ひざを伸ばす」ことです。

走る、飛ぶ、立ち上がるなどの場面では、確かにひざが曲がった状態から伸びるので、前ももの筋肉が大事なように思えますが、実際には、ひざが伸びる手前でひざが不必要に曲がりすぎないようにひざの角度を保つために使われます。

この状態から、さらにひざが伸びる時にも使われると、前ももの筋肉が休む暇がなくなり、結果的に疲れやすく、ひざへの負担もかかりやすい状態になってしまいます。

これを前ももの筋肉が弱いからと考えて、前ももに強い負荷をかけて鍛えていこうとするのは問題です。

なぜなら前ももを鍛えることで、それぞれの動作の中でもっと前ももを使う癖を助長してしまい、根本的な解決につながらないからです。

こういった動作の中でひざが伸びる時に必要なのは、ひざを伸ばす力を高めるのではなく、おしりが斜め前に立ち上がってくることで、結果的にひざが伸びるという状態です。

この時に使われるのは裏ももやおしりの筋肉です。

ですので、トレーニングで求めるべきは、前ももの筋肉ではなく、裏腿やおしりの筋肉のうまく活用していくことにあります。

前ももの筋肉が全く必要ないわけではないのですが、しなやかに動くためには前腿を鍛えるというよりも、むしろ、いかに前腿を強く使わないで動けるか、という部分に注力することをお勧めします。

■鍛えてはいけない下半身の筋肉②ふくらはぎの筋肉

しなやかな動きを身につけるために、鍛えてはいけない筋肉2つ目は「ふくらはぎの筋肉」です。

ふくらはぎには、主に腓腹筋、ヒラメ筋という筋肉があります。

主な作用は「足首を伸ばす」ことです。

歩いたり走ったりする時の身体を前に運ぶ最終局面で足首を伸ばすシーンがあるため、ふくらはぎの筋肉を鍛えることで、前への推進力が高まりそうですが、歩く、走るという中で足首を伸ばすという動きを強調すると、前方にというよりも、上に向かって力が働くため、結果的に上下の動きが大きくなってしまいます。

上下の動きが大きくなると、前に進みづらいばかりか、重心の上下動を筋肉で受けるので、負担がかかりやすい動作になり、故障の原因になります。

またふくらはぎの筋肉は、おしりや太ももの裏等の筋肉に比べると小さい筋肉なので、酷使することで疲れやすい状態になります。

歩く、走る等の動作の中で足首が伸びるシーンに必要なのは、足首を伸ばす力を高めるのではなく、骨盤が前に移動することで結果的に足首が伸びる状態をつくること。

この時に使われるのは、ふくらはぎの筋肉ではなく、前述の通り、裏ももや、内もも、おしりの筋肉です。

トップアスリートといわれる方でも、ひざ下が意外と細い人が多いのはこのためです。

ですので、ふくらはぎを鍛えるというよりも、むしろ、いかにふくらはぎを強く使わないで動けるか、という部分に注力することをお勧めします。

意外とひざ下が細い人が多いトップアスリート。過剰にこの部分を使っていないことが示唆される。

以上、負担なく、しなやかに動くために、鍛えてはいけない下半身2つの筋肉についてお伝えさせて頂きました。

ボディービルダーであれば、全身の筋肉をまんべんなく鍛える必要がありますが、しなやかに動くためには鍛えない方がいい筋肉もあり、これを知ったうえでトレーニングを重ねることが、改善への近道だと考えています。

身体に負担のないしなやかな動きを身につけ、末永く健康を保ちたい方の参考になれば幸いです。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニンにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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