四十肩、五十肩は安静にすべきか?
四十肩、五十肩でお悩みの方から、このような質問をよく頂きます。
「肩が痛くて挙がらないんですが、トレーニングできますか?」
お話を伺っていますと、痛みがあるうちは動かさない方が良いと思われている方が多いようです。
確かに、痛みがあると、安静にしたくなりますよね。
ただ筋肉は性質的に自分からは伸びようとせず、縮むことしかできませんので、動かさないとその周りの筋肉も含めて、どんどん硬くなってしまいます。それによって結果的に回復が遅くなる、というケースも多いです。
なので、可能な範囲で動かせた方が良いのですが、痛くて全然動かせない、という方もいるかもしれません。
そこで私たちの施設で四十肩、五十肩の方が、ほぼ100%実践できているアプローチ方法がありますので、ご紹介させて頂きます。
■動画で解説はこちら
肩が挙がらなくても実践できるアプローチ方法
それは何かというと、、、
「下半身」を動かすということです。
なんだぁ、、、肩じゃないのか、と思われた方、ごめんなさい。
でも下半身を動かすということはとっても重要なので説明させて頂きます。
直接肩を動かせるケースも多いのですが、私たちとしては、まず下半身を中心にしたトレーニングを積極的に行うようにしています。
その理由はたくさんあるのですが、主なものを3つご紹介します。
そして、このような状態をつくったうえで、肩の状態に直接影響している肩甲骨周りを「動かせる範囲」で動かしていきます。動かすといっても、痛くない側の肩と同じように動かす必要な全くなくて、痛みを感じない範囲で動かしていきます。
実際、下半身を動かす前より、大きく動かせるケースが多いです。
四十肩まではいっていないけど、肩に痛みがあるという方にも有効なので、同じようなアプローチをとることが多いです。
いかがだったでしょうか。
四十肩、五十肩、肩痛等でお悩みの方の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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