今回は、腰痛をお持ちの方からよくご相談頂く「腰痛予防に腹筋、背筋はやった方がいいか?」という内容について解説させて頂きます。
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腰痛と腹筋、背筋の関わり
「腰痛予防のために腹筋、背筋はやった方がいい?」
そんなご質問を頂くことがあります。
確かに腹筋、背筋をすると、腰回りのバランスが安定して痛みが出づらくなるようなイメージがあります。
実際、それで痛みが緩和するケースもあると思いますが、この場合、腹筋、背筋がガチガチに固まって
動かなくなっているために、身体全体が動かなくなって痛みが出ていない、という可能性があります。
あまり体を動かさない、という中では良いかもしれませんが、スポーツ、日常生活も含めて身体を動かす前提であれば、あまり良くはありません。
なぜなら、この状態ではしなやかに動けないばかりか、ふいに振り返った時等に、動かなくなった腰が強制的に動かされ、ぎっくり腰等、よりひどく腰を痛めてしまう可能性があるからです。
そこで、身体を動かす中でも腰に痛みが出ない状態を求めていきたいのですが、そのための方向性は、、、
①腰回りの柔軟性をバランスよく高める
腹筋、背筋等で、腰周りを固めてバランスをとるのではなく、前後、左右、股関節周りを含めて、柔軟性を高めてバランスをとることが、まず大切になります。
腰回りで硬くなっているポイントを見つけ、その場所を柔らかくすることで、腰周りのバランスが整い、バランスの崩れによる腰への負担を軽減することができます。
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②腰回りの柔軟性をバランスよく高める
腰回りの柔軟性のバランスを整えたとしても、普段の姿勢で腰回りに偏ったストレスがかかってしまうとたちまちバランスは崩れ、腰痛が出やすい状況ができてしまいます。
腰回りに偏ったストレスを与えないためには、股関節、肩、耳が垂直に揃うようなバランスの良い姿勢を求めることが大切です。
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今回のまとめ
それでは今回のまとめです。
今回は、腰痛予防に腹筋、背筋はやるべきか、という内容について、お伝えさせて頂きました。
🌟腹筋、背筋などで腰周りを固めてしまうと、急に振り向く時等に腰を痛めやすい
🌟腰回りの柔軟性をバランス良く高めるのが大事
🌟偏った負担のかからない良い姿勢を求めるのが大事
こういった内容をお伝えさせて頂きました。
腰痛を防ぐために、腹筋、背筋を含めた腰回りの筋肉は大事な要素を持ちますが、固めてバランスをとるのではなく、柔軟性を高めてバランスを取っていくという視点で取り組むことで、良い成果は得やすくなると思いますので、ぜひ今回の内容も参考にして頂ければと思います。
それでは今回はここまでとなります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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