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首こり解消に鎖骨を動かすのが大事な理由

今回は、首コリ解消に鎖骨を動かすのが大事な理由について、解説させて頂きます。

首コリに鎖骨(さこつ)がどう関係するのか…

そう思われたかもしれませんが、自分で身体を動かして首こりを和らげるという場合に、この鎖骨を動かすということはとても重要になります。

なぜなら、首の筋肉の多くが鎖骨についているからです。

この記事では、そんな首の筋肉と鎖骨との関係や、動かすポイントについてまとめました。

なぜ鎖骨を動かすのが大事なのか?

首の前側には、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉があるのですが、この筋肉が硬くなると、頭が前に出るような姿勢を助長してしまいます。

頭の位置が前に出る姿勢の女性

頭が前に出ると、首の後ろ側の僧帽筋という筋肉は常に伸ばされっぱなし首の前側の筋肉は縮みっぱなし、という状態ができ、日常的に肩こり、首こりが起こりやすい状態ができやすくなります。

そこで、それぞれの筋肉のバランスを整えていきたいのですが、この時に大事になってくるのが、鎖骨を動かす、という発想です。

鎖骨のイラスト

先程の胸鎖乳突筋は、耳のやや後ろ側の部分から鎖骨につながっている筋肉、首の後ろ側の僧帽筋(上部)は首に後ろから鎖骨に繋がっている筋肉です。

胸鎖乳突筋の走行
僧帽筋の走行

首の筋肉を動かそうとすると、頭を動かさないといけない、という風に考える方もいるかもしれませんが、それぞれ鎖骨側についている筋肉なので、頭を動かさなくても鎖骨が動くと、首周りの筋肉は伸びたり緩んだりして、柔らかくすることができます。

鎖骨を動かす2つのポイント

鎖骨を動かすポイントは2つあります。

1つは肩を動かす時に、首の真下あたりの鎖骨の付け根から動く意識を持つこと。

腕の始点になる場所の意識を変えるだけでも、身体の動きは変わって鎖骨周りが動きやすくなることに
つながります。

もう1つは捻りを加えること。

鎖骨は捻れる構造になっていて、肩、腕の捻り動作に大きく関わっていますので、捻りが入ることで、より鎖骨を動かすことができます。

捻りといっても、あまり難しく考える必要はありません。

身体の横にあるカベに、手の平を当てるようにして頂くだけでも、自然に捻られた状態ができますので、鎖骨を動かすのにつながります。

こちらのショート動画の後半に出てくるマシン動作の動きを参考に、上記2つのポイントを押さえて動いて頂くことで、首のケアになりますので、首周りのコリが気になる方は参考にして頂ければと思います。

↓↓↓

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、首コリ解消に鎖骨を動かすのが大事な理由について解説させて頂きました。

今回の鎖骨を動かすことに加え、日常で頭が前に出ないような姿勢を意識して頂くことも、首コリ解消には効果的なので、参考にして頂ければと思います。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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