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初動負荷トレーニングで呼吸は意識した方がいいか?

今回は、初動負荷トレーニングで呼吸はどう意識するといいか、というテーマについて解説させて頂きます。

  • 普通のトレーニングでは呼吸を意識すると言われるけど、初動負荷トレーニングではどうなのか?
  • 呼吸を意識しながらやっている人もいるけど、何を意識しているのか?

こんなご相談をよく頂きます。

確かに、トレーニングの効果を高めるために、呼吸を意識することはよく推奨されています。

初動負荷トレーニングでも呼吸は大事な要素ではありますが、その意識の仕方によっては身体を緊張させてしまってかえって動きづらくなってしまうケースもあります。

そこで今回は、初動負荷トレーニングで呼吸はどう意識するといいか、というテーマについて解説させて頂きます。

この記事をご覧頂くと、、、


✅呼吸を意識するメリット、デメリット

✅具体的にどう意識するといいか


等ということについて分かるようになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

■動画で解説はこちら

息を止めてはいけない

まず初めに、息を止めてはいけない、という話をさせて頂きます。

これは一般的なトレーニングでも言えることかもしれませんが、息を止めて運動することは良くありません。

なぜかというと、運動に必要な酸素を遮断することになりますし、力んだ状態になって筋肉を過度に緊張させてしまったり、血圧の急上昇を招きやすい等、身体への負担が大きくなるからです。

血圧を測る男性

意識的に息を止めている人は少ないかもしれませんが、無意識に息を止めてしまっているケースは少なくありません。

特に力を出すタイミングで息を止めてしまっているケースがありますので、トレーニングしている時に息を止めてしまっていないか、一度、確認してみて頂くと良いと思います。

呼吸を意識するメリット・デメリット

次に、呼吸を意識するメリットとデメリットについて解説させて頂きます。

先程、息を止めないことが大事、という話をさせて頂きましたが、ここを押さえたうえで呼吸を意識するメリットになるのが、肋骨周りの動きを引き出せる、ということです。

呼吸には、息を吸う「吸気」と、息を吐く「呼気」の2パターンの動きがあります。

呼吸時の肋骨の動き

実際に息を大きく吸うと肋骨は持ち上がり、息を吐くと元に戻ってきますので、トレーニング動作の中でタイムリーにこの動きが入ると肋骨周りの動きが高まり、より柔軟性を引き出すことができます。

具体的には、トレーニング動作の中での胸を張るようなシーンで、タイミングよく息を吸う動きが入ると胸を張るようなバランスが自然に強調されたり、肩をやや丸めるような動きでは、軽く息を吐きながら行うことで、その動きを高めることができます。

ただ、実際のところ、これらのポイントは現場であまり積極的にはお伝えしていません。

なぜかというと、良い動きであったとしても意識が強くなりすぎると、かえってぎこちない動きになってしまうからです。

ぎこちない動きでトレーニングする男性

リラックスした状態でスムーズに動くためには、少ない意識で動ける方が良いのですが、どうしても呼吸を意識して動作とタイミングを合わせようとすると、意識が強くなりすぎてしまいます。

また吸うことばかり意識して吐くのを忘れてしまったり、呼吸以外のことがおろそかになってしまったり等、動作全体で見た時になかなかうまくいかないケースが多いです。

失敗しない呼吸の意識の仕方とは?

ここまで息を止めない方がいい、そして意識をしすぎない方がいい、という話をさせて頂きましたが、実際、呼吸はどう意識すると、良い形でトレーニング動作を表現できるのか?

おススメの方法は「歯と歯の間から息が自然に漏れる」というような状態を保つことです。

リラックスしてトレーニングする男性

特に息を止めてしまうような時は、口を閉じて力んでしまっているということが多いと思いますので、歯と歯の間から自然に息が漏れるというような状態を保つことで、息を止めずにリラックスして取り組むことができます。

また それでも無意識に口を閉じて息を止めてしまいがちという方は、タイミングにこだわらず、軽く息を吐きながら行うというのも良いかもしれません。

息を止めてしまう時は、息を吐けていない、という状況ですので、どうしても癖で止めてしまうというような場合には、少ない意識で軽く息を吐きながら動くことで息を止めないような状態はつくれると思います。

今回のまとめ

それでは今回のまとめです。

今回は、初動負荷トレーニングで呼吸はどう意識するといいか、というテーマについて解説させて頂きました。


●息を止めてしまうと力みやすく、身体に負担をかけやすい

●歯と歯の間から自然と息が漏れる状態を保つことが大事

●どうしても息を止めてしまう方は軽く息を吐きながら動くと良い


こういった内容をお伝えさせて頂きました。

呼吸についてはあまり意識しなくても上手く行えているケースもありますが、無意識に息を止めてしまうなど、良くない使い方がクセになってしまっていることも少なくありません。

自然な呼吸の中で動ける習慣がつくことで、日常でも負担をかけずに自然にしなやかに動ける習慣がつくと思いますので、ぜひ今回の内容も参考にして頂ければと思います。

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから

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