なぜ アイシングは 疲労回復に向かないのか?

今回は、運動後に起こる筋肉の炎症やコリ、ハリ等の痛みをアイシングや湿布等で抑えるべきかどうか、そんなお話です。

今回の主な内容を1分にまとめたショート動画はこちらから
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目次

筋肉の炎症は回復に必要な反応?

プロ野球のピッチャーが、投球後に肩、ひじを冷やしているシーンをご覧になったことがある方は多いと思います。

肩を冷やす男性

また、肩や腰のコリや痛みが強い時、湿布などを貼ってケアした経験がある方も多いかもしれません。

確かにこういった状況の時は、筋肉が炎症を起こしているのでそれを冷やして抑えるというのは、一見すると良いように思います。

炎症を抑えることでダメージを最小限に抑え、回復を早めるという対応ですが、実は今、これが見直されてきているのをご存じでしょうか?

近年の研究で筋肉等で起こる炎症反応は、身体の中で起こる正常な回復の一過程で必要な反応であるということがわかってきています。

ダメージを受けた場所への炎症細胞の到着がシグナルになり、回復に必要な様々な物質が集まってくる、ということなんですが、これがアイシング等を施すと血流が滞るため、炎症細胞の到着が遅れて、回復の反応自体が遅れ、結果的に疲労回復が遅れてしまったり、ケガが長引いたり、ということにつながってしまうということです。

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参考記事はこちら

アイシングではなくどんなケアをするといいか?

では、筋肉の疲労や張りが強い時に、どのようなケアをするといいか、ということですが、私たちがおススメしているのは、動くことです。

身体に負担をかけないような、筋肉の自然な伸び縮みを促すような運動で身体を動かすことで、強張った筋肉がほぐれたり、血流が促されることで疲労回復が促されたりするからです。

一例を挙げると、自然な動きを伴ったストレッチや良い動作でのウォーキング、初動負荷トレーニングができる環境であれば、積極的にトレーニングすることも効果的です。また補助的にマッサージのような施術を活用したり、入浴などで血流促すことも良いかもしれません。

初動負荷トレーニングをする男性

実際、プロ野球のピッチャーでも投球後、一切アイシング等をせず、そういった取り組みの中で長年、肩肘のケガなく取り組んでいた選手もたくさんいらっしゃいます。

その選手が日本のプロ野球の数々の最年長記録を持っていると考えると、この辺りのケアの考え方も見直してみても良いかもしれません。

以前の動画でもこの辺りを解説していますので、よろしければ見てみてください
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■動画はこちら
https://youtu.be/pk2baZNnscc

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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