
肩甲骨を意識して動かしているのに、最近はあまり変化を感じない。
これは、ジムでもよくご相談いただく内容です。
マシンの動かし方によるケースもありますが、多いのは、柔らかく動く状態が身体に定着してきたことで、変化を感じにくくなっているケースです。
実際、しばらく間が空いてから久しぶりに動くと、あらためて変化を感じる方もいます。
ですので、必ずしも悪い状態ではないのですが、こういうタイミングだからこそ、もう一段動かしやすくする取り組みに挑戦できる、部分もあると思います。
そこで今回は、そこからもう一段動かしやすくするための「肩より下への動き」の意識をご紹介します。
もう一段動かすなら「下方向」


意識してみたいのは、肩甲骨を寄せるような動きの中で「肩より下への動きを大きくする」ことです。
例えば、腕を上げてヒジが肩より後ろにある状態から、ヒジを下げてくる動き。
このとき、より下まで肩とヒジが下がる状態をつくっていくイメージです。
こうすると、肩甲骨が内側に寄る動きが大きくなり、柔軟性が高まったり、背中の大きな筋肉が使いやすくなって運動量を高めたり、筋力アップにつながる要素も出てきます。
同じ「寄せる」でも、どこまで下へ向かえるか。その余白が、動きの幅を左右します。
腕を頑張らせないという注意点


ただし、「もっと下へ」と思うあまり腕に力が入ってしまうと、かえって肩甲骨がうまく動かなくなってしまい、本末転倒です。
腕が頑張りすぎることを避けるために、意識したいポイントをいくつか挙げると、
- 身体よりも後ろ側で、肩とヒジが下がる
- 肩全体を下げるイメージを持つ
- 片腕での動作なら、身体ごと一緒に横に倒れる
あくまで一例ですが、腕が頑張りやすい時の参考にしていただければ幸いです。
おわりに
肩甲骨が変わらなく感じるのは、これまで積み重ねてきた動きが身についてきた証でもあります。
そこから先へ進むカギの一つとして、下への動き少し広げること。
小さな意識の違いが、動きの感覚を少しずつ変えていきます。
追伸:
ちなみに、今回ご紹介させていただいた内容は、実際のトレーニングの動きも含めて動画でご覧いただけるようにしています。
肩甲骨を動かしているけど、最近少し停滞気味という方も、これから肩甲骨のストレッチにチャレンジしていきたいという方も、ご興味ありましたら、ぜひ参考に見てみてください。
▼動画はこちら
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