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なぜあなたの身体は硬くなるのか?‐生まれつきや加齢の影響ではない4つ要素

最近、身体硬くなってませんか?

身体が硬いと、、、

・スムーズに動けなかったり…
・無駄に力が入るので疲れやすかったり…
・コリやハリが出やすかったり…

等ということが起きやすくなりますね。

改善したいと思いつつも、

「歳だからしょうがない…」
「生まれつき硬いから…」

等と考えているようでしたら、
ちょっと待ってください。

実は身体の硬さは、これら以外の要素が強く影響していることが多いです。

このことを知らないために「身体が硬い」ということを、生まれもった能力や年齢のせいにしているとすれば、、、

柔軟性を改善できるチャンスを逃してしまい、次第に柔らかくしようという気力もなくなってくる…

等ということになりかねません。

そこで今回は「あなたの身体を硬くする4つの要素」について解説させて頂きたいと思います。

この記事をご覧頂くとわかるのは、、、


・身体が硬くなるシンプルなメカニズム
・柔らかくするために意識すべきこと


ご興味ある方は、ぜひ最後まで見ていってください。

■動画で解説はこちら

■身体が硬くなる要素①「揺変性(ようへんせい)」

まず、はじめに身体の硬さに関わる 筋肉の「搖変性」という性質について解説したいと思います。

搖変性とは揺らしたり、かき混ぜたり振り混ぜたりすると柔らかくなり、放置すると時間の経過とともに硬くなろうとする性質です。

日常生活の中では、ペンキなどにこの性質が利用されています。

メカニズムは違いますが、イメージ的にはコンクリートのようなイメージをもって頂くと良いとかもしれません。

つまり、どういうことかというと、筋肉は伸びたり緩んだりして揺さぶられると緩み、動かさないでいると硬くなってしまう、ということです。

筋肉だけでなく関節でも、関節内の潤滑液である滑液に同じ性質がありますので、動かさないでいることは筋肉と関節の両面から身体を硬くしてしまいます。

これは年齢にかかわらず、子供からご高齢の方まで共通の原理です。

■身体が硬くなる要素②「身体の使い方」の影響

次に身体の使い方の影響について解説させて頂きます。

スポーツなどに取り組み、しっかり身体を動かしているけど身体が硬いという方もいると思います。

先ほどお伝えした筋肉の「搖変性」という性質を考えると、これは矛盾しているように思えますが、この場合、身体全体の筋肉を十分動かせていないということがあると思います。

身体を動かしていたとしても、一部の筋肉だけがよく動いている状況では動いていない筋肉は硬くなってきます。

スポーツ選手の身体の硬さは、この影響が強いと思われます。

傾向としては、身体の中心の根幹部が動いていないケースが多いようです。

関節を動かす場合、身体の中心側が少し動くだけで、ひざ下等の末端部分はかなり大きく動くことになりますので、この部分が硬くなることは身体全体の柔軟性に大きく影響します。



このあたりは肩甲骨や股関節の動きが、重要視される理由の一つです。

身体が硬いというスポーツ選手は、特にこの身体の中心部分の柔軟性を高めることをおススメします。

■身体硬くなる要素③「ストレッチの方法」が適切でない

3つ目は「ストレッチ方法が適切でない」ということについて解説させて頂きます。

一生懸命ストレッチしているのに、なかなか柔らかくならないという方は、そのストレッチ方法に問題があることが多いです。

特に多いのは、伸ばすことを意識しすぎて身体が緊張しっぱなしになっているというケースです。

伸ばされることでも筋肉は緊張しているのですが、その緊張状態が続くことで身体には力が入りっぱなしになり、力を込め続けるような筋トレをしている時と同じような状況ができてしまいます。

これを防ぐためには、筋肉が伸ばされてから反射的に縮もうとするタイミングで、しっかり緩む位置まで身体を戻す、ということが必要になります。

またストレッチで、身体が緊張しっぱなしになっている時は、そのポジショニング自体が合っていない
というケースも多いです。

セットした段階で緊張しているので、どうやっても緩むタイミングは取れません。

さらにこの状態では、身体の中心部分というより、身体の先の方である末端部分が強く伸ばされて緊張しているので、身体の中心である「根幹部の動き」が引き出せない、ということにもなってしまいます。

こういった状況の方は、ひざをやや曲げた状態で行ったり、少し高さのあるクッションなどを使って
リラックスできる姿勢から始める工夫も必要になってきます。

■身体が硬くなる要素④‐普段の姿勢の影響

最後4つ目は姿勢の影響をお伝えしたいと思います。

スポーツや日常で大きく動かすことを意識していたとしても、普段の姿勢が良くないために、すぐ硬くなってしまう、ということがあります。

地球上では常に重力が垂直にかかっていますので、頭や肩、股関節の位置等、身体バランスが垂直にうまくそろわないと、常に一部の筋肉が強く緊張しているという状態になり、動かすことで柔らかくなった筋肉が元の硬さに戻りやすくなってしまいます。

そこで普段の姿勢も見直すべき要素ですが、良い姿勢であったとしても同じ姿勢でずっといることは、筋肉が硬くなることにつながってしまうので、可能な限り動くこと。

止まって作業するようなシーンでも左右均等に体重をかけるというだけでなく、適度に左右の脚に体重を乗せ換えながら、固まらない工夫をすることが大事になってきます。

■今回のおさらい

それでは今回のおさらいです。今回は、身体を硬くする4つの要素について解説させて頂きました。


●筋肉には搖変性という性質があるので動かさないと硬くなる

●動いているけど硬い方は身体の中心部分が動いていない可能性

●ストレッチは伸ばしたらタイムリーに緩めることが大切

●姿勢は大事、でも同じ姿勢を取り続けるのは良くない


この4つを紹介させて頂きました。

身体が硬い、という状態を すぐに改善することは難しいかもしれませんが、生まれつき硬い、歳だから硬い、と考えていた方は、ぜひ今回の内容を参考に一歩踏み出して頂ければと思います。

それでは今回はここまでにしたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人

小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる 3ポイントシュートが届かなくなる故障が増える等の事態に直面。従来のトレーニング方法、練習方法に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニンにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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