トレーニングジムというと、どのような光景を想像するでしょうか?
ある人は、筋肉隆々の男性がマシンに向き合っている姿を想像されたり、ある方はダイエットを目指して懸命に汗を流す女性が集まるようなイメージを持たれるかもしれませんね。
私たちの施設は、トレーニングを行う施設ではありますが、一つの他のジムと違う大きな特徴があります。
それは「痛みやケガのある方」が多くいらっしゃるということです。
「〇〇の症状がありますが、良くなりますか?」
「〇〇の痛みに良いと知り合いに聞いたんですが、、、?」
「病院ではこれ以上良くならないと言われたけど、何とかならないだろうか?」
無料体験に来られたから、よくこんな相談をされます。
ケガをしているのに、痛いのにトレーニング?
不思議に思うかもしれません。
一般にトレーニング施設というと、健康な人や元気な人が、より健康で元気になるために通い始めるというイメージがあるので、無理もありません。
ただ、実際に調べてみると、所属会員のうち2020年の1年の間に入会した会員様のうち、67%の方は入会時になんらかの病気やケガ、身体の痛み、凝りなどの訴えがありました。
その症状の内訳は表のとおりです。(お一人が複数の訴え持つ場合があります)
腰痛が最も多いようですね。
このような皆様に、お身体の状態を詳しく確認させて頂きながら、内容をその状態に合わせて調整した上で積極的にトレーニングして頂くことをお勧めしています。
そうすることで病院で言われた全治期間よりも早い段階で回復し、快適に日常を過ごせたり、スポーツを痛みなく楽しめるようになったり、という事例が多数あります。
安静よりも動いた方が良い(最新医学研究より)
実際に最新の医学研究においても、痛みやケガの治療には適度に体を動かすことが有効で、じっと安静にしているよりも回復が早くなるケースが報告されています。
最近では、神戸大学が次のような発表をしています。
■アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生を遅らせる(神戸大学,2021)
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2021_04_23_01.html
痛いところがあるからといって体を長く動かさないでいると、体は硬く動きにくくなります。筋肉をはじめ、関節、骨、心臓や肺や血管、内臓機能も低下します。
ただし、むやみに痛めている箇所を動かしすぎてはいけません。強過ぎる負担、良くない運動は当然、患部の回復を遅らせたり、また痛めてしまうリスクもありますので、痛みやケガの状態に合わせた動かし方を見極める必要があります。
我流でやってみたけど、うまくいかなかったという声もよく頂きますが、このあたりの調整がうまくできなかったのだと思われます。
なぜ初動負荷トレーニングには 痛みのある方が集まるのか?
初動負荷トレーニングの施設では、次のような特徴がありますので、痛みやケガを抱えている方が利用しやすいのかもしれません。
✅初動負荷トレーニングマシン®は、軽い負荷で身体に負担のない動き方を誘導してくれるので、ケガや痛みを抱えている方でも、無理なく取り組める。
✅たくさんのケガ、痛み、病気等を抱える方が来られていて、良くなった事例が多いので安心して取り組める。
✅身体のこと、マシンのこと等、専門研修を受けたトレーナーが、個々の特徴に合わせたメニューを調整できるので、成果が出やすい。
特に、痛みの原因が体の硬さ、バランスの悪さ、姿勢の問題、立ち方や歩き方・走り方の問題などである場合は、トレーニングでこれらを改善することが最適な解決策になりますので、トレーニングと合わせて、このあたりもお伝えしています。
整体や接骨院、マッサージにかかりきりの方も、姿勢等が変わると整体などに通う頻度が減った、という声も多いです。
■実際の改善例はコチラ
もし、あなたがなかなか改善しない痛みを抱えているなら、“トレーニング”という先入観を持たずに、ぜひ一度相談してみて下さい。
それでは今回はここまでとなります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
林幸広(ハヤシ ユキヒロ) 学生時代から取り組むサッカーの中で度重なる足首の捻挫に悩まされる。思うように練習、試合に出られないつらさを感じてきた。自分と同じように怪我に悩む方の力になりたいとトレーナーを志し医学部に入学。その中で初動負荷トレーニングと偶然出会い「なぜ故障したのか」「なかなか良くならなかったのか」という長年の疑問を一蹴してくれるほどの衝撃を受け、初動負荷トレーナーとなった。雲水グループ創業メンバーの一人。詳細はこちらから |