諦めていた偏平足が改善してきた-トレーニング5年目の成果【動画】

こんにちは。トレーナーの月城です。

私は偏平足という足の障害を抱えています。

偏平足というのは、足の土踏まずが潰れている状態のことを言います。

本来はアーチのような形で身体を支えている土踏まずですが、ここが潰れることで足の裏の疲れや痛みが出たり、筋肉が固まりやすくなるため、歩いたり、走ったりという動きにも支障が出ることがあります。

そういった背景から、

「偏平足の人は足が遅い傾向にある」

ということも、よく言われていますが、そういった状態でも足が速くなった私の経験をお話したいと思います。

■動画で解説はこちら

目次

私の偏平足の状態

そんな偏平足ですが、私の場合は特に目立っていました。実際の写真がありますのでご覧ください。

2016年入社当初の私の足の状態。ほぼ足裏全体が地面についている。

このように土踏まずが全くないような状態です。

学生時代には、湿気の多い日に体育館を裸足で歩いた時に友人に「足跡どうなってんの!?」と驚かれました。振り返って見てみると、私の歩いた足跡は、周りと違い足の裏全体が形として残っていました。

そのときから私の足は、こう呼ばれるようになりました。

「恐竜の足」

そう呼ばれるだけならまだ良かったのですが、やはりそれだけでは済まず、長く歩くと足の裏に痛みに近い疲労感が出て「もう歩きたくない・・・」と嫌気がさしたり、走ることも苦手でした。

50m走も現役でハンドボール・ラグビーをやっていた高校時代でも7,6秒です。

(トレーナーの)専門学校時代にも勉強も兼ねて先生と相談しながら、いろいろとアプローチしましたが、なかなか良くならず、先生からは「これは治らないだろうなぁ」と言われました。

病院でも診てもらったことはありましたが「うまく付き合っていくしかない」と説明されました。

「不調が出ることや速く走れないことは、どうしようもない事なのかもしれない」

と自分でも割り切っている部分があり、使っているシューズにはオーダーメイドのインソールを作ったり、競技では「脚の速さ以外の部分で勝負しよう」と脚の速さが求められないポジションを取りに行くなど戦略を変えたり、根本的に改善を目指すというよりは、それに合わせたスタイルを選ぶようにしていました。

トレーニングを重ねて5年目の変化

入社してトレーニングを行って5年近く経った今は、そんな偏平足が入社当初よりも改善傾向にあります。

久しぶりに会う専門時代の同級生と温泉に行った時に自分の足を一目見て「あれ?もしかしてアーチできた!?」と言われたこともある。

(自分の偏平足はもっぱら有名だったので)

実際の写真がこちらです。

2021年現在の私の足の状態。やや土踏まず部分に空間ができる

写真だと実際よりもわかりにくいのですが、以前よりも土踏まずが少し現れていることがお分かり頂けますでしょうか。

実際、今は長く歩いても足底の疲労感はほとんどなく・短距離も速いとまでは言えませんが、「6,7秒」と学生時代よりも1秒近くタイムが縮んでいます。

ここに関しては、ずっとトレーニングでアプローチは続けていたものの、ある程度は割り切っている部分も大きかったので、自分としては驚いています。

5年目にして、ようやく恐竜から人間へと進化を遂げようとしています(笑)。

同じようなお悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

月城在皓(つきじょうありひろ)
トレーナーとしてスポーツの現場でアスリートと関わることを目標に専門学校で勉強を重ねてきた。しかし、祖母が入院することになり、そのリハビリを手伝っているうちに、「アスリートだけでなく、もっと身近な人もサポートできる仕事がしたい」と思うようになった。そんな時に初動負荷トレーニングを知り、今まで自分が行ってきたトレーニングとは大きく異なる感覚に驚くとともに「アスリートだけでなく一般の方にも最適なトレーニングだ」と感じ、初動負荷トレーナーを志す。詳細はこちらから

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