ワールドウィング雲水グループ代表の村上友太と申します。
この度は私たちの施設に興味を持って頂き、ありがとうございます。
弊社は創業者である髙瀬元勝が、個人事業としてこの小牧市大草の地で2008年にスタートさせました。
私自身、開設当初はワールドウィングの鳥取本部から一年間の期限付き出向という形で、ワールドウィング小牧の立ち上げに尽力しておりました。
期限である一年が経過して鳥取本部に戻る時期が来た時に、当時の会員の方から次のような声が挙がりました。
「小牧に残ってもらえるよう嘆願書を書こう」
とてもありがたく一生忘れない出来事です。
このような働きかけもあり、
私はその後もこの場所に残ることができ、今に至ります。
そして2015年会社法人化、
2017年に私が代表取締役に就任しました。
18歳の時、私は初動負荷トレーニングに出会いました。
初めて初動負荷マシーンを動かしたときの感覚は一言に「革命!」でした。
それまでバスケットボールにずっと取り組んできたのですが、とにかくケガが多くて、一年間で何回もの疲労骨折を起こしたこともあります。
次第に
「スポーツにはケガが付きもので、
それを乗り越えた選手だけが良い選手になれる」
という受け入れがたい考えを肯定するようになっていきました。
しかし、初動負荷トレーニングに取り組み始めてそれは一変します。
常に隣りあわせだったケガは激減し、1年を通して健康でいられるようになりました。
そして、ケガが減ると同時に、私の動き方は大きく変わり、
「ボールや地面に力をうまく伝える為には、リラックスする事が大切」
「リラックスすることで加速しやすい」
といった感覚を知った時は、大きく未来が開けたように感じました。
その後も頻発していたケガはすっかり影を潜め、パフォーマンスを高めることができました。
何事においても健康であることが、向上する第一の要因であることを痛感しました。
大学の4年間は健康で実りある競技生活を送ることが出来ました。
この経験から私は身体の痛みやストレスと呼ばれるもの、競技パフォーマンスの低下は、その方の「動き方」に起因していることが非常に多いということを知ります。
そして動きの悪さというものは、関節や筋の硬さが要因となっていることが多く、これらを改善する方法がこれまでなかったということも知りました。
この時に私は、
「このトレーニングこそが21世紀のトレーニングだ!」
と確信を持ちました。
心に残る70代男性との思い出があります。
その方は投手として還暦野球に取り組まれていました。
ご年齢とともにボールが投げられなくなってきて、何とかしたいという思いでワールドウィングに来られました。
初動負荷トレーニングに取り組み、数か月が経過した頃でしょうか。
その男性は、私にこう伝えて下さいました。
「村上さん、ボールが伸びてきたよ!」
一般的には高齢者の域に入る方のこのような身体機能向上はあまり考えられないことだと思います。
しかし、このトレーニングにはその可能性があることを目の当たりにしました。
そして初動負荷トレーニングであれば、いかなる方の「動き方」を良くすることができ、多くの方のお力になることができる!ということを確信できたのです。
実際に私たちの施設では、小学生から80代の方まで幅広い年齢層の方々が自分の身体の「動き方」を高めるためにトレーニングに取り組まれています。
関節や筋が硬くなり、身体の節々が痛い、うまく動けない、と感じているのは老若男女同じなのです。
私たちの経営理念である「ご縁ある全ての方と共に生涯現役を」は、全ての分野における健康寿命を指しています。
全ての人が長く健康で輝くために「自分の健康は自分で守る」という意識を持って頂くこと。
このことが、超高齢化、人口減少の課題を抱える日本にとっても必要不可欠なことだと考えています。
それが可能になる環境づくり、すなわち皆様が初動負荷トレーニングを毎日でも行うことができる環境を整えることが私たちの使命です。
皆様と共にまだ見たことがない世界を築き上げていけることに喜びを感じながら日々精進して参ります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ワールドウィング雲水グループ代表
村上 友太
株式会社雲水理念
創業者である髙瀬元勝が「初動負荷トレーニングという最高のトレーニングを縁とし1つでも多くの笑顔と感動と感謝を集めます」を基本理念として小牧市大草の地に雲水の土台を築き上げてきました。この想いを継承しつつ「超高齢化、人口減少」の課題を抱える日本だからこそ、初動負荷トレーニングを多くの方に伝えることが重要という見地に立ち、多店舗展開を目指すことを使命として、株式会社雲水理念を改定しました。(2018年改定)