こんにちは。スタッフの宇都宮です。
突然ですが、、、
「自分は運動センスがないな、、、」と感じている方はいないでしょうか?
一般的にはセンスや運動能力というのは、生まれ持った才能なので、もうしょうがないとあきらめてしまっていたり、何とかその差を埋めようとする方は、一生懸命筋トレをしたり、基礎練習をしたり、走り込みをしたりするけど、一向にその差は埋まらない、、、
こんな風に悩まれている方も多いかもしれません。
なぜこのように思うかというと、私自身が同じ道を通ってきたからです。
■動画で解説はこちら
私は小学校からバスケットをしていたのですが、ずっと「センスがない、能力ない」と言われてきました。
何とかしようと筋トレをしたり、基礎練習に取り組みましたが、全くバスケットには生かされず、
「筋トレマニア?」
「頑張っているけどあれじゃあねえ・・・」
等と馬鹿にされる日々。。
そんな私が初動負荷トレーニングに出会い、能力ある、と言われるようになったり、スタメン抜擢されたり、キャプテンになったりと、自分でも驚くような変化を遂げるに至ったのは、初動負荷トレーニングによる身体の変化もさることながら、それ以上に大きかったのが、その中で学んだ「努力の方向性」という部分です。
私はずっと、スポーツでパフォーマンスを高めるには、その動きをするときに「いかに力を込められるか」ということを考え、そのようなイメージで筋トレをしたり、走り込みをしたり、基礎練習をしていました。
それによって、力は入るようになり、筋トレでもベンチプレスで100㎏近くまで挙げられるようになったのですが、バスケットの中では、どんどん動けなくなっていて最終的には3ポイントシュートが届かなくなる、という状態になってしまいました。(中学校の時でもできていたことなのに…)
そんな時に私が初動負荷トレーニングに出会って、学んだ考え方が「力をボールや床にうまく伝えるためには、余分な力を抜く」ということです。
「余分な力が入る」というのはどういう状態かというと、例えば肘を曲げる動きをする時に、ひじを曲げるための力こぶの筋肉だけでなく、ひじを伸ばすための筋肉も一緒に働いているような状態です。
車で言えばブレーキとアクセルを一緒に踏んでいるような状態なので、当然うまく動けませんし、そんなことを続けるとすぐに故障してしまいます。
また無駄にエネルギーを使うので疲れやすくなる、ということも起こります。
ですので、改善のためのアプローチとしても、いかに力を込めるかではなく、いかに「余分な力を抜いて動けるか」ということにフォーカスするべきです。
適切な取り組みの方向性がわからないために、本来の能力を発揮できず、自分自身を低く評価してしまったり、それによって不完全燃焼のまま、競技人生を終える、こんな悲しい事例が少しでも少なくなれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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