こんにちは。スタッフの宇都宮です。
先日、入会された方からこんな質問を頂きました。
「慣れてきたら重量を重くするといいですか?」
一般的に今の重さでできたら
少しずつ重量を増やさないと成果が上がらない、
というイメージがあるからか、
この手のご質問はよく頂きますね。
では実際どうかということですが、答えはNOです。
もちろん、重くする方がいいケースもありますが、
多くの場合、その前に考えて頂いた方がいいテーマ2つがあります。
それは、、、
今と同じ動きが
もっとリラックスしてできるのであれば、
本来動くべき場所が動くべきタイミングで動き、動作がより「しなやか」になります。
逆にこれが不十分な中で重量を増やすと
余分な力がもっと入りやすくなってしまいますので、マイナスです。
「もっと楽に、スムーズに動くにはどうするといいか」
とマシンが誘導してくれる動きに耳を傾けながら行うことをおススメしております。
今と同じくらいの努力感で
動きが大きくなれば、自然に筋肉の活動が高まります。
また関節の動きを大きく使える、
可動域を広げる等、その他の面でも効果的です。
ただし、力んでまで
大きく動かそうとするのは本末転倒です。
「どのくらいまで動かせるかな」
と無理ない範囲を確認しながら取り組むと
有意義なトレーニング時間になると思います。
大切なことは、、、
「何㎏までできるか」ではなく、
その重りをどういう動かし方で扱えているか、ということです。
また気になる点等あれば、
お近くのトレーナーまでお尋ねください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
宇都宮 裕(うつのみや ひろし)愛媛県今治市出身。小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる、3ポイントシュートが届かなくなる、故障が増えるなどの事態に直面。従来のトレーニング法、練習法等に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから |