トレーニング頻度について、会員の方からご質問頂くことがよくあります。
一般的な筋トレでは、トレーニング後、筋肉の回復を促すために「1日ないし2日の間隔をあける」と教えられますので、このような認識を持っていらっしゃる方が多いのかもしれませんね。
では初動負荷トレーニングの場合はどうでしょう?
■初動負荷トレーニングにおける「トレーニング頻度」の考え方
基本的には毎日行っても問題ありません。
なぜなら、一般的な筋トレのように不自然な動きで筋肉にダメージを与えて回復を待つのではなく、日常行っているような自然な動きの中でトレーニングしているからです。
実際に、初動負荷トレーニングを毎日のルーティーンとして取り組んでいる選手の記事がこちらです↓↓↓
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■毎日トレーニングしないと効果がない?
「では毎日トレーニングしないと効果がないのか?」
このような声も聞こえてきそうですが、全くそんなことはありません。
実際、時間がなくて週に1回しか来れないという方でも、身体の変化を実感されている方は多いです。
確かに、毎日取り組まれている方に比べますと変化の速度は緩やかになると思いますが、回数を重ねるごとに少しずつ身体が変わってきた、故障が減った、疲れづらくなった等と実感される方は多いです。
また初動負荷トレーニングは、身体への負担が少なく、疲労回復を促す特性がありますので、お仕事やスポーツの練習で疲れた時でも無理なく取り組んで頂けます。
さらに20分~30分程度の短時間のトレーニングでも成果を実感できるので、忙しく、まとまった時間がとりづらい状況でも「しっかり時間を取ってトレーニングに取り組む時」「短時間でコンディションの維持に努める時」等、うまく組み合わせることで、継続的に取り組め、成果を上げていることが多いです。
こういった特性から
「週1回しか来れないかなぁ、、、」
とおっしゃっていた方でも、2回、3回お越し頂けているというケースもあります。
逆に施設が近くにあり、毎日来れるという方も、無理をしてまで毎日来ないといけないと思う必要はありません。
負担は少ないトレーニングですが、はじめは普段動かしていない場所が動くことで、張りやだるさを感じることはありますし、トレーニングに無理してくることで他のスケジュールが窮屈になって、一日終えると逆に疲れてしまっている、なんて状態だと本末転倒ですので。
ご自身の体力的な部分やスケジュールと照らし合わせて、無理のないペースで始めることをお勧めします。
■一番大事なことは「続けること」。
実際、会員の方でも無理なく続けよう、という方が成果を上げていることが多いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
宇都宮 裕(うつのみや ひろし)2008年入社愛媛県今治市出身。小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる、3ポイントシュートが届かなくなる、故障が増えるなどの事態に直面。従来のトレーニング法、練習法等に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから |