「何か新しいことを始めたいけど、なかなか続かないのよね・・・」
そんな方はいないでしょうか? なかなか時間が取れなかったり、面倒になったり、成果を感じられないという中で、挫折してしまっている方もいるかもしれませんね。
でも、もし、ちょっとした意識の持ち方で物事を長く続けることができるようになるとしたら、あなたはその方法を知りたくないですか?
なぜそのようなことをお伺いしているかというと、実は今回、ワールドウィング小牧の10年の歴史を共に歩んできた会員様より、この10年を振り返ってのお手紙を頂いたのですが、ありがたい想いとともに、その内容がとても興味深く「物事を長く続ける秘訣」のようなことにも触れられていて、もしこのような点でお悩みの方がいれば、ご紹介させて頂きたいと思ったからです。
もちろん、これを実行すれば、誰でも必ず長く継続できるというものではありませんが、実際、10年続けてきている方からの声から抽出した内容ですので、プラスになる要素はあると思います。
実際に頂いたお手紙の内容
WW小牧の皆様
この度は設立10周年、おめでとうございます。
そして私個人的にも入会10周年となります。
表彰状のお言葉、記念のお品を頂きまして、本当にありがとうございます。
昨年から今年にかけて経験したことのない困難なことが次々と起こり、時には心が悲鳴を上げることもありました。
肉体的にも東奔西走する日々、以前の私ならこういう状況下では身体も悲鳴を上げていたことでしょう。
しかし、今のところ、身体に影響を出ておらず、自分でも結構不思議です。
今までトレーニングを続けてきて、すっかり柔軟な体になれた!とは決して言い難いですが、実はこれこそが10年の成果なのか…と思えています。
心が痛んでも体まで引っ張られないというか…どこかの痛みが消えたとか、スコアや記録が伸びたとかではない効果、その感覚。
人生これからもいろんなことが起きるでしょうが、肉体が元気であれば大抵のことは頑張れると思えましたし、その方法が私にはあります!!
本当に掛けがえにない場所、スタッフの皆様だと思っております。ここに重ねて日頃の感謝を申し上げます。そして今後とも末永くお付き合いの程、どうぞよろしくお願い致します。
2018年4月
○○様、すてきなお手紙ありがとうございます。スタッフ一同、読ませて頂いて心が温かくなりました(掲載許可は頂いていますが、匿名でということでしたので○○様とさせて頂きます)
小さな変化に目を向ける
さて、この内容のどこに物事を長く続けることのコツが書かれていたでしょう? 気づきましたか?
ズバリ、お伝えします。
それは、「良くなっていることに目を向ける」ということです。
頂いたお手紙の文中にもありますが、目の前に直面する課題(スコアや記録が伸びた、痛みが消えた)ではなく、以前だったら心が苦しいとき、必ず身体もダメージを受けていたのが、今回はそれがない、という部分です。
なかなか今、つらさや苦しさに直面している方は、その問題に体も心も支配され、そこが変わらないと意味がない、やめようと思ってしまいますが、もう少し視点を上げてみてみると、違った部分で良くなっていることがあったり、苦しさはあるけど先月よりはいいかな、等と見えてくる部分がきっとあります。
そしてそういった小さな積み重ねが、今直面する課題を克服することにも少しずつ結びついてくることもあると思います。
なぜなら、今抱えている課題は、小さなマイナスの習慣の積み重ねで起こっていることがあるからです。
だとしたら、それはすぐに良くなるということではなく、時間をかけて少しずつ良くなるというケースが多いでしょう。
だから長く続ける必要があるのですが、最初の段階でつまづいてしまう方には、ぜひ良くなっている些細なことに目を向ける意識をもつことをお勧めします。
実際、会員の皆様には日々、トレーニングのちょっとした日記をつけることをおススメしていますが、これも日々のトレーニングの中でどういったこと良くなったかと目を向ける練習になりますので、ぜひご活用ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。