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もっと脚が挙がるように前ももを鍛えたいのですが、、、

こんにちは。スタッフの宇都宮です。

最近、身体の不調をご相談頂くことが増えてきたように思います。

腰が痛い、首が痛い、躓きやすい等、、、

寒さで身体がこわばりやすいからかもしれませんね。

年末になり、色々バタバタして、身体も心もザワつきやすい時期ですので、会員の方はぜひトレーニングにお越し頂き、身体と心を整えて頂ければと思います。

さて、そんな中ですが、先日、トレーニングの際に次のような質問を頂きました。

「足が挙がりづらくなってきたので太もも前を鍛えたいのですが、、、」

この手の質問はよく頂きますが、誤解の多いテーマですので、こちらで共有させて頂こうと思います。

確かに前ももの筋肉の一部は脚を挙げる作用がありますので、ある意味正しいのですが、私としては次のようにお答えしました。

「脚を上げる筋肉を鍛えるよりも、邪魔をする筋肉の抵抗を少なくする(柔らかくする)ことを考えましょう!」

つまり、脚を挙げる力が弱いから挙がりづらいということではなく、邪魔をしている筋肉の抵抗が強いことで脚が挙がりづらくなっている可能性があるということです。

実際、脚のうしろ側の筋肉を動かすようなマシンを行った後、脚の挙がりが良くなりました。

実際、仕事でも家庭でもスポーツなどでもそうですが、何かを達成しようとする時、どのように新しいことを取り入れて前に進めるか、ということよりも何がブレーキになっているかを見極めてそれを取り除いて頂いた方が圧倒的に達成のスピードが早いことはよく知られています。

ある企業では、デスクの電話の位置を右から左に変えただけで生産性がグッと上がったという話があります。

企業では電話応対時に要件を記録するため、メモを取りながら電話に出ることが多いですが、受話器が右にあるとメモを取る際に(右利きの方の場合)いちいち左手に持ち替えて左耳に受話器を当てなければなりません。これがもしコード付きの電話であれば(最近はあまりないかもしれませんが、、、)コードが邪魔で書きづらいったらありゃしない。一日に多数の電話を受けるコールセンターの仕事であれば、仕事が終わるころには疲労とストレスでゲンナリ。。

この状況を打開するために、素早く右から左へ受話器を持ち帰るスキルを高めましょうと、研修をするでしょうか?生産性は上がるかもしれませんが、圧倒的に非効率ですね。何となく今回の話に通じるものがあると思い、ご紹介させて頂きました。

脚が挙がりづらいことに対してそのための筋力を鍛えるというよりも、抵抗しているものを後ろ側の筋肉を柔らかく、というポイントをお伝えしましたが、それ以外にも脚の挙がりに影響する要素があります。それは「姿勢」の影響です。

これは特に歩いていて足が引っ掛かってしまう方に多い現象です。いわゆる猫背のような姿勢では腰が落ちて重心位置が下がることで、同じように脚を上げていても、地面との距離が近い分、足が引っ掛かりやすくなるということがあります。足が引っ掛からないようにもっと脚を挙げようとすると、もっと腰の位置は下がってしまうため、余計に足が引っ掛かりやすくなります。

このような点も、筋力云々の前に見ていかないといけないことかもしれません。

脚を上げるという単純な動作ではありますが、今回ご紹介した点以外でも様々な要素が関わりあって成り立っています。気になることがある会員の方は、ぜひトレーナーに相談してみてください。また休会中の方や非会員の方も、こちらから質問を受け付けていますのでご活用ください↓↓↓


※文章での回答で誤解を招く可能性がある内容については回答を控えさせて頂きますので予めご了承ください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

この記事を書いた人

宇都宮 裕(うつのみや ひろし)

愛媛県今治市出身。小学生からバスケットボールに取り組んできたが「センス、能力のないやつはもっと努力しろ!」と言われ、基礎練習やウエイトトレーニングを人一倍頑張ってきた結果、左手でドリブルがつけなくなる、3ポイントシュートが届かなくなる、故障が増えるなどの事態に直面。従来のトレーニング法、練習法等に疑問をもち、模索する中で初動負荷トレーニングにたどり着く。雲水グループ創業メンバーの一人。園芸係としても活躍中。詳細はこちらから

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