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まず最初にすべきことは、「自分自身を知る」ことです。

(ワールドウィング雲水グループオーナーからのメッセージより)

この春は、暖かい日が続いたせいか、桜が例年より早めの開花を迎えました。桜は、日本を象徴する木です。海外でもサクラ(sakura)がそのまま通じるほど、日本的な木です。

しかしながら、日本では、サクラと言えば「ソメイヨシノ」というぐらい、どこへいってもソメイヨシノが各地を席巻していますが、イギリスに行くと、日本以上に多様で、個性豊かなサクラを見かけるのです。

大学時代にイギリスに遊学した際、私自身そのことを不思議に思っていました。実際、バラ科に分類されるサクラはソメイヨシノ以外にも種類があり、日本に自生するサクラには、ヤマザクラやエドヒガンなど9〜10種類があるそうです。

しかし、江戸時代には大名屋敷や寺社仏閣に250種類以上ものサクラが植えられていたといわれており、地方によって開花時期もバラバラだったといいます。しかしながら、近代化の波に呑まれて、多様であったサクラは、明治維新で荒廃。同じ時期に一斉に咲き、見た目にも華やかなソメイヨシノが、町並みを美しく演出するには都合がよく、また全体主義のイデオロギーとしても利用されたことで、日本のサクラはソメイヨシノ一辺倒となってしまいました。

イギリスに、「サクラの国・日本」以上に多様なサクラがある理由。

この春、私は、サクラについて綴ったある一冊の本に出会い、その理由と歴史をしりました。その本とは、英国在住のジャーナリスト、阿部菜穂子さんがお書きになった『チェリー・イングラムー日本のサクラを救ったイギリス人』(岩波書店)です。阿部さんは、日本では目にしない個性豊かなサクラが、イギリスに咲いていることに関心を持ち、その由来を辿ったのです。その結果、イギリスのサクラ人気は、園芸家、故コリングウッド・イングラムさんが、さまざまな日本のサクラを英国で広めたことがきっかけであったことが分かりました。元鳥類研究者だったイングラムさんは、日本で見たサクラに魅了され、国内外から取り寄せた約100種類のサクラをご自身の庭園で育成されたのでした。そしてご自身の収集栽培の成果を本にまとめ、英国のサクラ人気の礎を築いたといいます。阿部さんは、イングラムさんの孫夫妻を訪ね、イングラムさんの日記や日本の愛好家たちとの書簡を入手、本にまとめ、『チェリー・イングラム 日本のサクラを救ったイギリス人』を出版されたのです。

「灯台下暗し」の言葉通り、私たちは、自分たちの身の回りにある、当たり前にある素晴らしきものの価値に気づかないものです。そして、テレビや雑誌や、インターネットなどを通じて知った遠きにあるものばかりに、目を奪われがちです。

グローバル化がすすむ中、あらためて、海外の人々の視点を通じて、私たち自身が忘れてしまっている、あるいは気づいていない、私たちの持っている価値やユニークさに気づかされることがあります。

私たちにとって一番の問題であり、一番に大切にしなければならないことは、「自分自身を知る」ということです。

4月8日、ワールドウィング雲水は8周年を迎えました。そしてこの春、私たち雲水は、新しい社員(トレーナー)を迎えました。今後も店舗展開、トレーニング環境の充実のため、新規のトレーナーをどんどん採用していこうと考えています。

しかし、どれだけ店舗が増えても、社員が増えても、私たちの理念や原点、大切にしていきたい数々のポリシーを守り継ぎ、シンプルながらも、個性に富んだワールドウィング雲水グループであり続けたいと思います。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ワールドウィング雲水グループ代表 高瀬 元勝

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